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2012年6月16日 (土)

35歳で輝くシェフチェンコ 相変わらずのズラタン

ユーロ2012 3日め グループC

アイルランドークロアチア
ユーロ出場は24年ぶりのアイルランド。
2010年W杯予選では、アンリの手ゴールによって出場を阻止された悲運のチーム。
ようやく大舞台で成長の証を見せる日が来た。
「2010年は誤審でW杯出場を逃したアイルランド」とアナウンサーが話題を振るが、解説の宮澤ミシェルはスルーした。
キッチとかビッチとか似た名前の選手が多くて、選手名を書き取ることができなかった。
アイルランド 1-3 クロアチア

ユーロ2012 4日め グループD
1日あたりグループ毎に2試合を消化していくので、この日はグループD。
これですべてのチームが初戦を終える。

フランス-イングランド
フランスは上下青の1st。Blue というよりは Midnightblue =紺色に近い。
フランスに、アンリはもういない。
アイルランド国民はほっと胸をなで下ろしていることだろう。
デコがブラジルに帰ってから欧州サッカーを見なくなったので、フランス、イングランドと言えども知っている選手がほとんどいない。
前半14分、イングランドに先制機が訪れる。
GKを抜いたミルナーが、後は無人のゴールに流し込むだけというシュートを外す。
体幹の鍛え方が足りないとしか言いようがない、見苦しいプレー。
彼の親戚は思わず「見るな-」と叫んだに違いない。
25分を過ぎてようやくジェラードの名前を聞いた。
あ、いたのキミ?。というところだ。
彼はいない時は徹底的にいない男だ。
前線に張ったまま守備には戻らず、後半に備えて体力の消耗を押さえているのだろう。
と書いていたら、ジェラードのFKがぴたりとレスコットの頭に合って先制。
休んでいた甲斐があった。相変わらず、美味しいところを持って行く男だ。
フランス 1-1 イングランド

ウクライナ-スウェーデン
ウクライナは黄色の上下。
スウェーデンは紺地に黄色のタスキが入ったアンブロ。
シェバことシェフチェンコは35歳。デコと同い年。ここにいないデコを思う。
さすがにヘンリク・ラーションはもう居ない。
ペナントを交換するのは両チームのキャプテン、シェバとズラタン。
真摯に握手を求めたシェバに対してズラタンはそっぽを向いて目を合わせない。相変わらずイヤな奴だ。
ウクライナを応援しながら見た試合はシェバの2ゴール。雌伏の時を超えてきた彼に遅い春が来た。
一方、スウェーデンは相手選手が1人倒れているのにプレーを続けたズラタンの1ゴール。
ウクライナ 2-1 スウェーデン

ユーロ2012 5日め グループA第2節

ギリシア-チェコ
ギリシアは上下白の1st。
チェコは上下赤(前回は上下白)
ギリシアが後ろでボールを回すと大ブーイング。
「9割方チェコのサポーター」だとアナウンサーが言っている。
ギリシア国民にはここまで来れる人が少なかったと言うことだろう。
チェコが早々に2点先制。中央を崩して1点、右から崩して1点。
ギリシアらしくない守りだ。
40分ギリシアが1点返したかに見えたゴールは、線審が旗を揚げてオフサイド。
真横にカメラを置いて録らない限り証拠は残らない。
そうだ。サッカーは審判が勝負を決めることもあるスポーツだった。嫌なことを思い出してしまった。
ポルトガルが苦手とするギリシア。
いつもならば相手チームを応援するところだが、この日だけは四面楚歌のギリシアを応援したくなった。
後半8分、ツェフのミスでこぼれたボールをギリシアが無人のゴールに流し込んで1点を返す。
2点リード後はリアクションサッカーに徹していたチェコが前に出て、サッカーらしくなったものの、主審までもがギリシアに厳しい判定をして、最後までギリシアへの風は吹かなかった。
ギリシア1-2チェコ

ロシアーポーランド
初戦を引き分けた開催国ポーランドは上下白。2戦ともホーム扱いだが、初戦は赤だったパンツが白に変わった。
このように上下で1stと2ndを組み合わせることは時々ある。
験を担ぎ、流れを変えたいという意図があるのだろう。
ロシアは2戦つづけて上下オレンジの1st。
ロシア 1-1 ポーランド

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