前傾が速いことはわかっているんだ。でもどうしてよいかがわからない。
雨に見舞われた先週と打って変わり、快晴に恵まれた8週めの週末。
前日の金曜日、マラソン書籍で"前傾して走ることが肝心"と書いてあるのを読む。
そうだ。
宇佐美彰朗のランニング・クリニックでチューブをつけて走ったのを忘れていた。
宇佐美彰朗さんが言っていたあの"前傾"は、腹に力入れて前に傾けばいいんだ。
前傾!と意識するとフォームがよくなった。
これが理想のフォームだ。走りをつかんだ気分になる。
WSもいいタイムが出ていて、このフォームの正しさを裏付けている。
ただ、前傾は疲れる。
前傾が速いことは初マラソンの頃からわかっていたのだ。
それを42km維持するのは難しい。
どこに折り合いを付けるか?その答えはこの時は出なかった。
日曜日、今期初めて駒沢オリンピック公園にはいる。
早くここに来たくて仕方なかった。
走りの基礎ができるまで、行きたい気持ちをじっと我慢していたのだ。
ある程度のスピードで走りたい時にここに来る。
土曜日に高低差を走り、疲れた体で日曜日にペース走というメニューの組合せ。
こうすれば、15kmの距離走が20km程度の負荷になる。
もちろん、それはデータが実証したものではない。
学習したことを信念に置き換える。
マラソンは個人競技。自分の葦で考え、自分の足で進むのだ。
土曜日にここに来ているという川内優輝と会えないのが残念である。
5kmをゆっくり入り、そこから10kmのレースペース走(以下RP走)
ここに来るといよいよレースへ向けてギアが入れ替わる。
9週めの日曜日は調整レース。
多摩川河川敷で開かれるハーフマラソン大会「WRJ」に出場。
前日の土曜日は 高低差45分+WS3本と軽めに走る。
これで調整でハーフを走るのは3シーズン連続3度め。
そのうち1度は直前6日間ランなし。
残る2度は前日も軽めの練習。
この3回で導く結論としては
"直前の練習メニューはハーフの結果に影響がない"と出た。
本番レースの直前6日は走らないと決めているが、レース直前は"休んだことがいいとも悪いとも言えない"ということになる。
どちらでもいいのだから、僕はこう学習する。
今後もハーフの前は通常通りに走る。
本番レース直前6日は走らない。
ハーフを走る時点では、まだ鍛錬を積み上げている地点にいる。
そこでは練習量をかせぐ。
本番レース直前では、微々たる鍛錬の積み上げよりも、疲れを取ること、故障のリスクを回避することを優先する。
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