七年目の成長
レースまであと2週間。
きつい練習は先週まで。ここからはテーパリングの時期に入っていく。
テーパリングとは、負荷を下げず、量を減らすこと。
つまり速さはレースペースのまま維持して、走る距離または時間を減らしていくのである。
レースペースを維持するためには、けっこうがんばり感のあるある走りになる。
ということは、このレースペースは自分には速すぎるということだ。
マラソンを走り初めて7年め。
考えて気づいたことを、実際の計画に反映できるようになってきた。
これは去年までにない成長だ。
今回のマラソン用に購入した調光レンズのスポーツめがね。
つまり度付きサングラス。
まだまだ気温が低いので、家を出てすぐに調光が効き始める。
多摩川のように周囲が開けた場所で晴れてくると、サングラスらしい効果を発揮して視界が引き締まる。本番も使えそうだ。
日曜日の練習後、第1回名古屋ウィメンズマラソンを見る。
解説は瀬古利彦と有森裕子。
坂を登り切ったところで、こんな会話があった。
瀬古利彦
「私だったらここ(下り)で深呼吸しますね」
有森裕子
「私もします」
五輪ランナー2人の意見が合うと言うことは、これは素人が取り入れない手はない。
さっそく、マラソン日誌に書き込んだ。
17kmを過ぎたところで野口みずきが手袋を捨てた。
27kmで中里が手袋を外した。
なんでそんなことするのか・・
レース中に手袋やハンドウォーマーを外してはいけないということは、素人向けのマラソン書にも書いてある。
捨てていいのはサングラスだけである。
2週を切って、いよいよRUNの予定はあと3回。
ここまで順調にやってこられた。
いいレースになりそうだ。
レースまでのOS-1を買い置きする。
これで、ひと安心。まだこの頃は売っている店が少なく、どこも品薄だったのである。
そろそろ、レースの詳細な計画を書こう。
翌週ミッドウィークの夜は「名古屋ウィメンズマラソン」の録画を見ながら、ステップ運動を入れる。
尾崎好美のフォームを横から撮った映像は、骨盤を前傾させた走りのお手本。しっかりと脳裏に焼き付ける。
ガラスショウケースに映る姿を見ると、フォームが固まってきていることが実感できる。
ステップ運動はフォームづくりには欠かせない。
次回のマラソンでは、走り始めの早い時期に数回入れるよう、マラソン日誌に書き込んだ。
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