マラソン用の度付きサングラスにたどり着く
そのメガネの名はリストロスタジオジーンズ。
型番:RJ-318TR
一見、オークリーハーフジャケット2.0を思わせるようなフレーム。
それに普通のメガネレンズがダミーで付いている。
僕の視線の先を読んだ店員さんが、すかさず提案する。
「こちらのフレームで調光レンズをいれられたら、度付きサングラスとしておつかいいただけますよ」
そして、さらにたたみかける。
「通常は透明レンズですから、普通のメガネとしてもご利用いただけます」
あなたにメガネ販売員オブザイヤーをさしあげたい。
まさにメガネからウロコが落ちそうな名案である。
ちょうど度の強い運転用メガネも欲しかったところだ。
これならば、マラソンとドライブに一石二鳥。
洪水でHOYAのタイ工場が被災したため、非球面レンズが届くのに時間がかかったが、レースには間に合った。
価格は複数店舗で調べたところ、チェーン店で28,000円程度。スポーツ専門店で35,000円程度と最大で7千円程度の差があった。
"調光レンズは紫外線量に応じて色が変わる"と一般的には説明されている。
今回複数の眼鏡店で説明を求めたところ、共通して"温度差の影響を受ける。低温の時は色が変わりやすい"という説明があった。
その逆を言うと、温度差のないところでは色が変わりにくいということ。
窓を閉め切ったクルマの中では、日射しが強くても色が変わりにくいということである。
調光レンズには寿命があるという説明もすべての店で行われた。
その耐用年数については2年程度とする店、4年程度とする店があり、まちまち。
総合すると次のような説明になる。
「調光レンズには寿命があります。経年と共に色が変わる、色が戻る速度が鈍ります。そして最後には色が変わらなくなります」
その寿命に2年~4年の幅があるということ。
毎日使えば寿命は早く訪れるし、ランニングやドライブに限定してたまに使うのであれば、4年と言わず長持ちする可能性もある。
実際に走ってみると、ごく自然に程よい"調光"が得られる。
外してみると、色が変わっていたことがわかるが、かけていると全く違和感がない。
フレームの性能も抜群。
鼻の高さは眼鏡店で調節することができる。
顔に当たる部分にはラバーが組み込まれており、走っていて一切揺れることはない。
今シーズン、練習とレースで使ってみてなんの不快感もなく使うことができた。
ただ1つ、サングラスについて危惧していたことは現実となったが、それはレース後に書くことにしよう。
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