いいことづくめのエレッセES-S101
オークリーが似合わないことにショックを受けた翌日、それでもまだ度付きサングラスには未練があった。
紫外線をカットすれば疲労感が和らぐ。
42kmも空の下を走るわけだから、その効果は絶大なのではないか。
その証拠にプロのマラソンランナーたちは皆、サングラスをかけて走っている。
2時間台で走るランナーたちが使っているのだから、その倍以上の時間がかかるど素人ランナーとしては、その効果を1度試さなければならない。
そこで"度付きサングラス"で検索すると「エレッセES-S101」がアンテナにかかった。
エレッセES-S101は、天候に合わせてレンズが換えられるスポーツサングラスセット。
度付きレンズをインナーフレームにセットできるので、度付きサングラスとして使える。
普通のメガネにオーバーグラスをかけているわけだ。
これもかなりかっこいい。オークリーと比べても遜色がない。
しかもサングラス・レンズは5枚付き。
可視光線透過率19%~92%までの5枚で、うち2枚はなんと偏光レンズである。
かっこいいスポーツフレームに度入りのメガネ!
さらにサングラスは5枚付きっ
しかも、2枚は偏光ですよっ
それで、お値段はなんと
きゅうせんはっぴゃくえんっ!
1万円でおつりがくるんです!!
と佐世保の方からあの名調子が聞こえてきそうなお値打ち品。
いいことずくめだ。
ん、いいことずくめ・・?
そこに何かひっかかるものがあった。
欲しいのは度付きサングラス。
レンズが5枚欲しいのではない。
うまい話にはなにか落とし穴があるのでは。
そこでふと思い出した。
まつげだ。
以前、取り寄せて買ったメガネにまつげが当たり、そのままお蔵入りしたことがある。
取り寄せてもらい眼鏡店で試着した時、まつげは当たらなかった。
なぜならばレンズがまだ入っていなかったからだ。
そこで商品名+まつげで検索すると、推察が当たっていた。
サングラスの内側にインナーフレームがあるため「まつげがレンズに当たることがある」というのだ。
まつげがレンズに当たっては、マラソンどころではない。
眼鏡店に現物があったので試着してみる。
インナーレンズが入っていないので、インナーレンズの位置に手のひらを当てると、しっかりとまつげに当たった。
エレッセES-S101はインナーフレームを外すことができる。近視ではない人がサングラスとして使う分には破格のお買い得商品である。
オークリーに次いでエレッセも断念。
サングラスにはやはり縁がなさそうだとあきらめて帰路につこうとした時、それを視界にとらえた。
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