山口の外郎と名古屋の外郎 同時対決
外郎の話が出ると僕には2つの強みがある。
それは「山口」と「名古屋」に住んで居たと言うことだ。
名古屋の外郎をお土産にもらった人は、概ね好意的な感想は言わない。
「あれは、無しでしょう」
「意味がわからない」
そこで僕はいう。
「外郎といえば山口ですよ」
そこで2つの土地に住み、それぞれの外郎を名物としてではなく、地元の銘菓として食べていた経験を比較して感想を述べる。
外郎のウンチクを語ることには興味はない。そんな情報は役に立たないからだ。
「しらべる」の活動にしても、日頃の会話にしても、他人の役に立つ情報を提供することを心がけている。
悪意をもって評する人は、それをウンチクと言う。
外郎の話題が出る度におなじような感想を述べていた。
そうして20年たったある日、1度ヨコに並べて検証する必要があると考えた。
新幹線で名古屋下車して「ないろ」 新山口で下りて御堀堂の「外郎」を調達。
山口ではいつもは豆子郎の「豆子郎」を買うのだが、ここはより忠実な比較のために御堀堂の「外郎」を買う。
一方の「ないろ」 なぜ「ういろう」じゃないの?と思うだろうが、外郎メーカー大手である大須ういろうでは、小豆の漉し餡が「ないろ」 ういろは「しろ」「さくら」「抹茶」なのである。
パッケージをみただけで、両者のタイプが異なることがわかる。
さて、両者を食べ比べた感想だが、20年来言い続けてきた感想と同じだった。
外郎はより生に近く、ぷりぷりとした食感。
ないろは蒸し菓子然としていて、羊羹にちかい。
山口の外郎を食べたことがない方は、ぜひ一度食べることを勧めたい。
職場に山口出身者がいるならば、お盆の帰省みやげは「御堀堂(みほりどう)の外郎」か「豆子郎の豆子郎(とうしろう)」をリクエストしましょう。
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