マラソンでヘッドホンコードの取り回しが解決
受付会場は平地にある。
ここから500mにわたる上り坂を登り切った所が、岩名運動公園の陸上競技場。
上り坂途中のY字路を右にそれて、更衣室が設営されている野球場へ向かう。
グラウンドには3つのテントが男子更衣室として設営されている。
風が吹き込まないよう地面まで張られているテントをのぞきこむと、テーブルが置いてあり、着替えやすそうだ。
マラソンを走る前も、そして走った後は特に、ランナーはかがむことが苦痛だ。
テーブルがあれば、立ったままで着替えることができる。
しかし、どのテントもすでに満員なので諦める。
天気はよくて、さほど寒くもない。
ランナー達はグラウンド上、ダッグアウト、観客席のスタンド。
ランナーは思い思いの場所で準備にいそしんでいる。
レフトスタンドに上がり、観客席のベンチに腰掛けて準備にとりかかる。
すると、荷物を開けるや否や、なにやら甘い香りが飛び出してきた。
かなり、いやな予感がする。
甘い香りと言えば、それはあれしかない。
今朝の準備で封を切り、フラスクボトルに入れておいた「ショッツ・エナジージェル」が漏れ出しているのだ。
フラスクボトルを使うのはこれが4度め。
プラスチックのキャップをかぶせて、メンディングテープでキャップが外れないようにしてある。
これまではこんなことはなかった。
恐る恐る、被害状況を探る。
周囲の荷物がべたべたになっている。
ポケットサイズのウェットティッシュを持っていてよかった。
何が起こるかわからないものだ。
レースで付けて走るウェストポーチもべったり。
その中に入れておいたウォークマンもショッツでぬるぬる。
ヘッドホン端子の内部にショッツが入り込んでいたら・・
今日はこの長丁場を音楽無しで走らなければならないのか。
42kmを共に刻む旋律を失うことに戦慄が走る。
ヘッドホンをつなぎ音を出してみると、無事に音が出た。助かった。
ヘッドホン・コードの取り回しについては、今回新たな試みがある。
前回、走っている最中に余ったヘッドホン・コードが暴れたため、ペースを落として仕舞わなければならなかった。
いい方法がないものかと考えていた時、あるモノに目が留まった。
プレゼントでもらったけれど、使っていなかったペンホルダーだ。
これは本来、手帖にペンを挿す用途のグッズ。
ただあいにく、常用している「ほぼ日手帖」にはバタフライホルダーがあり、ペンホールドには困らない。
使う場面がなく放置していたのである。
早速、ウェストポーチにはめて、そこにヘッドホン・コードを通した。
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