マラソンはお金がかかる? 節約マラソンのポイント
今日はマラソンを走ったことがないあなたに、考えていただきます。
「マラソンはお金がかからなくていいよね」
この言葉を読んで、肯定しますか?それとも否定しますか?
もちろん、わからないというのでもいいのです。
マラソンはお金がかかるスポーツ、あるいは趣味か?
ステレオタイプな考え方は「お金がかからない」でしょう。
それは以下の理由によるものです。
・練習で走る道路がタダ
・用品が安い →靴があればいい
ボウリングが趣味の人はゲーム代。ゴルフが趣味の人はプレーフィー、キャディフィーなどがかかります。
一方、現代の日本にはランニングでお金をとる道はありません。
自動車や自転車、歩行者が紛れ込まない安全なコースがあれば、有料でもよいので整備してもらいたいくらいです。
サーフィンが趣味の人は海はタダですが、用品のボードやスーツにお金がかかります。
湘南などの海沿いに住んでいる人以外は現地にボードを運ぶための車が必要だし、あるいは電車代がかかります。
靴さえあれば、そこらじゅう走り放題のランニング。
有り体に考えれば「お金がかからない」と考えるのが妥当でしょう。
一方、マラソン経験者は「マラソンは意外とお金がかかる」と考えているでしょう。
マラソン雑誌や書籍には「完走を金で買う」用品やサプリが多数紹介されています。
これはと思うものに次々に手を出していけば、1レース10万円を超えることもあります。
そこで「今回はお金をかけない」と決めたレースで節約するポイント。節約してはいけないことという視点で、いったい何にお金がかかるのかをみていきます。
【 節約するポイント 】
■日帰りで行けるレースを選ぶ。
マラソン歴が長くなると、日帰りで行けるレースは走り尽くしてしまいます。
そこで始めるのが「旅マラソン」
飛行機と宿がセットになった格安プランが出回っているため、たいがいのレースには3万円前後で行くことができます。
日帰りレースで我慢すれば、倹約金額が最も大きいのです。
■調整としてのハーフには出ない。
レース6週間前あたりにハーフや10kmに出ることは、レースプランを決めるうえで重要な練習です。
すでに練習量と結果の公式が確立できているランナーは、ここを省略することができるでしょう。
■靴は前回と同じものをはき続ける。
現代はマラソンブーム。ゆえに靴は日進月歩。
マラソン雑誌では毎号のように、各社の革新的な新技術が紹介されています。
それをぐっとこらえて、まだ使える靴ははき続ける。
■レース前のサプリメントはやめる。
レースにピークを持って行くために服用するサプリ。
万が一にも失速の恐れはないレベルのランナーが、今回はタイムにこだわらないという場合のみ、やめてよいでしょう。
【 節約してはいけないこと 】
▲すり減った靴は買い換える。
練習を終える(=レースを迎える)時点で通算走行距離が500kmを大きく超える見通しであれば、買い換えが必要です。
▲レース中のサプリメント。
まさに「完走を金で買う」レース中のサプリ。
必須です。
ただし、十分な走力があるランナーが「今回はベストタイムは目指さずに、ゆっくり走るよ」という場合は省略できます。
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