豚の角煮は失敗だった。
佐倉朝日健康マラソン当日朝。
昨日降った雨は上がり、空は晴れている。
マラソンも7度目となると、緊張感は薄らいでいる。
かといって号砲が楽しみで仕方ないと言うこともない。
心はとても落ち着いている。
ごはんを温めるために、電子レンジが置いてある1階におりる。
エレベーターではランナー二人連れと一緒になった。
まだ6時だというのにもう出かけるのか。
玄関から外を見やると、サポートの仲間がワゴン車で迎えに来ている。
仲間と走るのもいいな。うらやましい。
電子レンジで20秒だけ加熱して部屋に戻る。
カップやきそばの容器にお湯を張って温めておいた豚の角煮、ほどよく温まっている。
でもあまり美味くない。メーカーの選択を誤ったかも知れない。
同じ後悔をするのならば、例年通りとんかつにすればよかった。
カップ味噌汁がうまい。
底のほうは塩辛そうだ。いつもならば、ここでやめるところだが、この塩分がいざという時に、僕を助けてくれるかも知れない。
そう思って、残さずに飲み干した。
チェックイン時に借りていたドライヤーをフロントで返してチェックアウト。
このホテルは京成佐倉駅と、スタート・ゴールの岩名運動公園の間にある。
駅をめざして下りの舗道を往くと、向こうからたくさんのランナーが登ってくる。
会場まで2.5kmはあるというのに。この距離を歩くというのか・・
駅のコインロッカーに不要な荷物を入れる。
ロッカーはほとんど空いている。
駅の北口。シャトルバスを待つ列が伸びている。
待ち時間は20分~30分程度にみえたのでタクシーを利用。
タクシー待ちは0人。
車窓から見る道路沿いの舗道には、岩名運動公園をめざすランナーが連なる。
会場にはシャトルバスしか入れないので左折する手前で降りる。
料金は710円。もしもまた佐倉を走りに来たら迷わずタクシーを使うだろう。
受付会場はにぎわっている。
地元の中学生がメガホンでがなっている。
レース前の静かな心でいる身には、少しうるさかった。
受付は家族ぐるみで1つのグループをまかされている様子。
小学生の子どもが少しはにかんだ様子でナンバーカードを手渡す。
おかあさんが後ろから「がんばってください」と声をかけてくれた。
ありがとうと応えて、荷物一式を受け取る。
| 固定リンク | 0
「しらべるが走る!」カテゴリの記事
- 我が心の引退レース(2022.03.09)
- 長崎平和マラソン エントリー方法発表!(2020.02.12)
- 大迫傑曰く「タイムは気にする必要はない」(2020.01.21)
- マラソンの最後の1kmは、それまでの41kmとは絶対に距離が違うと思う(2020.01.20)
- 地道に走り、最下位を脱出(2020.01.18)