猿島展望台でゲルショッカー結団式
コブラ男と旧1号の名場面を振り返った後は、いよいよこの日の主題。
ゲルショッカー結団式の再現である。
以下の画像は仮面ライダー80話「ゲルショッカー出現!ライダー最後の日!」からキャプチャーした。
<あらすじ>
ゲルショッカー戦闘員の口を割らせて、ゲルショッカー結団式の会場は「猿島」との情報を得た本郷猛と滝和也。
船で猿島桟橋に上陸する。
展望台ではブラック将軍を迎えたゲルショッカーの結成式が開催されようとしている。
そこに割って入った新1号。
ブラック将軍は新1号の姿を見るやいなや逃走する・・・
仮面ライダーカード(447)ブラック将軍のひみつ
は、ブラック将軍が展望台から飛び降りるシーン。
人の身長よりは、はるかに高く、気合いを入れて飛ばなければ危険な高さ。
いかに当時の「仮面ライダー」が本気のロケを行っていたかがわかる。
待望の展望台。
さてその姿は・・
「こんなに小さかったっけ?」
子どもの頃通っていた小学校に20年ぶりに訪れた時のような感覚だ。
テレビカメラの深度がなせる技だ。
そして上り階段には鎖がぐるぐる巻きになっていた。立ち入り禁止だ。
階段が錆びて今にも崩れ落ちそうなほど朽ちているのである。
2人が壇上に上り、結団式を再現するという構想がここで崩れた。
仮面ライダーカード(388)ブラック将軍とガニコウモル
は展望台で撮影された2ショット。
背景に東京湾が映り込んでいることでわかる。
そのカットの再現もできなくなった。
仮面ライダーカード(387)おそるべきブラック将軍
ブラック将軍の1人ポーズ
仮面ライダーカード(389)ゲル・ショッカーのちかい
ブラック将軍と闘う新1号
以上2枚のカードは展望台前の草原で撮影したスチールと思われる。
本編ではこのようなカットはない。
参加メンバーによる「結団式」を諦めた僕らは、代替手段へ移行する。
ところが、大きなモニターがあるわけでもないので、なかなかうまくいかない。
以下はその試行錯誤の記録である。
ちょうどこの時間帯、他にやって来る人はなく、広場は貸切状態。
誰にも気兼ねすることなく、僕らは「戦闘員もっと上」「ガニコウモル10度右」などと言って笑い合った。
そうこうしているうちに、お昼が近くなったので、広場にあったおあつらえ向きのテーブルでお昼を広げる。
風の音がする。ウグイスが啼く。
そして人工の音がしない。
「こんな自然が満喫できるとは思わなかったね」
メンバーが頷き合う。
仮面ライダー名場面の再現に集中していた僕らは、ここが自然あふれる島であるということをここで明確に意識した。
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