2012年 攻勢に出るブラックサンダー
ブラックサンダーは書籍「生協の白石さん」や、内村航平が大好物ということで有名になったチョコレート菓子。
東京都小平市に本社を置く有楽製菓株式会社(商品での表記:ユーラク)が作っている。
この会社の創業は1955年(昭和30年)佐野元春生誕の前年。
今年で57年になる。
ブラックサンダー(30円 115kcal)は1994年発売。
愛知県の豊橋工場で生まれた。
チョコレートでココアクッキーを包んでいて、そこそこの大きさで30円。
十分市場で優位に立てる内容だが、当時、愛知県で話題になっているのを聞いたことはなかった。
あまり知られていないが愛知県はお菓子工場が多い県。
だが、所在地は主に尾張地方(名古屋市の北西)
浜名湖から豊橋を含む愛知県の三河地方は、どちらかというと自動車関連工場やソニー、Panasonicなどの家電工場が多い一帯である。

そのパッケージには「おいしさ稲妻級」というキャッチフレーズが掲載されているが、このようなキャッチフレーズを入れるようになったのは2000年以降のこと。
売上げが伸びたきっかけは、2005年11月に講談社から刊行された「生協の白石さん」にその名が登場したこと。
そして2008年、夏季五輪に出場した内村航平の好物であることで、広く知られるようになった。
それでも、国民的なお菓子というほどの認知度には遠く、セブンイレブンの定番に入っている以外では、あまり見かけることはなかった。
それが、幅広い層に認知されるようになったのは、2012年夏季五輪。
体操男子個人総合で金メダルをとった内村航平と母、周子さんによる、花束とブラックサンダーのキャッチボールが報じられてからだ。
ユーラクは2012年に入って、攻勢に出る。
6月から「ブラックサンダーX」を地域限定販売。
パッケージのキャッチフレーズは「おいしさもっとも稲妻級」
"もっとも"がついて、価格は80円。
確かにチョコレートの使用量が多く、甘いものを食べた満足感が残る。
Xは内村航平のロンドン五輪出場に合わせて関東地方でも売られるようになった。
8月からは札幌工場で製造した「白いブラックサンダー」を発売。
新千歳空港では12袋入りの箱で売っていた。

原材料はブラックサンダーと同じ。外側のコーティングがホワイトチョコになっている。
袋にはカロリー表示がなく、箱に134kcalと表示されている。
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