バス運行から109年。9月20日はバスの日!
9月20日はバスの日。
1903年(明治33年)9月20日、日本で初めてのバスが運行されたことにちなみ、1988年に日本バス協会が制定。
最初のバスは、京都市内の堀川中立売~七条~祇園間を運行していた。
というのは、ずいぶん前東急バスの人に聞いた。
2012年でバス運行109年。
今年のバスの日は「東急バスの日」と言えるかも知れない。
東急バスはノンステップバスへの切り替えが終わっている。
ノンステップバスを導入すると、ふつうのバスを買うよりも税金が優遇される。
昔ながらのバスはツーステップバス。
一段段差があるのは、ワンステップバス。
そして、ノンステップバスとは、乗降口に階段がないバス。無段差バス。
足が不自由な方にはふつうのバスよりも乗り降りが楽。
階段はないが、地面から少しの段差はある。
後ろ半分は座席が高くなっており、降り口より後ろの座席に行く所には階段がある。
この階段をのぼるのが面倒なのか、通勤ラッシュ時でも奥の座席は空いている。
バス停では車体の左前を低くして、さらにその段差を小さくする。
全区間均一料金がほとんどの都心では、バスは前乗り。
地方に行くと、整理券をとって乗り、降車時に精算する。
ゆえに地方では後ろ乗り前降りが多い。
佐世保から帰ってきて、最初にバスに乗る時、思わず後ろから乗ろうとして、他の客に引かれてしまった。
車いすの乗客は後ろから乗降する。
いくら車体が低いとはいえ、そのままでは乗れない。
乗降の度に運転手が一旦おりて、スロープを取り付ける。
1人がけ座席を2つ使うので、その折りたたみも運転手がおこなっている。
1人が乗り降りするだけでも、およそ3分×2ほどバスは遅れる。
出勤時刻にぎりぎりのバスに乗っていたら、それで遅刻するサラリーマンもいるだろうから、早め早めの行動をしなければならない。
東急バスで感心するのは、車内放送(録音)で自転車のマナーについて言及することだ。
「信号無視、二人乗り、右側通行は交通違反です」
信号無視と並べて右側通行が違反であることを周知している。
バスに乗っている人はその時はバスの乗客でも、それ以外では自転車に乗り、歩行者でもあり、クルマも運転する。
こうして、自転車と歩行者、クルマ運転者の知識が増えることはありがたい。
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