AKBは「風が吹いている」
16km~17km
エイドで1本めのグリップ給水ボトルを捨てる。
まだ一度も、エイドの水にはお世話になっていない。
エイドに寄るのと寄らないのとでは、10秒はタイムが違う。
目標タイムとぎりぎりにせめぎ合うレースでは、これは貴重な時間短縮である。
16.5kmに第一関門。
小刻みにカーブする山道は徐々に下り始める。
両脇の樹木で日が遮られるのか、涼しく感じる。
佐倉のコースでは、最もほっとできる一帯だった。
17km~18km
ヘアピンカーブを鋭角に左に折れると、いよいよ3kmにわたる長い下り。
ここは、速度を上げていただいていく。
周囲よりペースが速くなり、ほとんどのランナーを追い抜いていく。
左肩が凝ってきた。
去年のレースから、飲み終えた空のグリップ給水ボトルは、ゴールまで左手に持って走ることにしている。
左手がだらんとぶら下がるクセがあることが、業者写真でわかったからだ。
肩こりはボトルが原因と思われるので、ボトルを右手に持ち替える。
18km~19km
下りながら左手に目をやると、印旛沼が見え始めている。
想像していたよりも、印旛沼周囲の景色が寂しい。
19km~20km
直線の下りが終わり、左折して二子橋を渡るとここからは印旛沼を左周りにぐるりと一周。
水辺を一周というコースは、過去のレースで一度もなかったので、楽しみにしていた区間だ。
20km~21km
チャットモンチー「満月に吠えろ」が流れてくる。
"丸顔の月"って歌詞がいいね。楽しくなった。
これかも、マラソン・セットリストには欠かせない。
21km~22km
中間点のタイムは予定よりも2分弱遅れている。
ここまで、まったく無理をしていないので、十分に自己ベストは視界に入っている。
AKB48の「風は吹いている」
このような、悲壮感の漂う曲調はマラソンに合わない。
ちなみに、いきものがかりによるNHKロンドン五輪テーマ曲は「風が吹いている」である。
来年のレースではセットリストに入れるつもりだ。
| 固定リンク | 0
「しらべるが走る!」カテゴリの記事
- 我が心の引退レース(2022.03.09)
- 長崎平和マラソン エントリー方法発表!(2020.02.12)
- 大迫傑曰く「タイムは気にする必要はない」(2020.01.21)
- マラソンの最後の1kmは、それまでの41kmとは絶対に距離が違うと思う(2020.01.20)
- 地道に走り、最下位を脱出(2020.01.18)