ゴール後のご褒美 ジョージアコクの微糖
競技場にゴールするレースはこれが4つめ。
「長野マラソン」「全国健勝マラソン日本海大会」はゴール後、すぐに競技場から外に出る導線だったが、「かすみがうら」と今回の「佐倉」はオーバルトラックの内側にはいる。"
初めに手渡されたのはバナナ。受け取って、すぐに食べる。
ショッツを摂っていたとはいえ、腹は空いていて美味い。
つづいてポカリスェットを受け取る。
一気に飲み干す。
まだ飲み足りない。
もう1杯おかわり。
立て続けに2杯飲んで、芝生に寝転がった。
走っている時に「終わったら大の字になりたい」と思うことはあるが、実際に大の字になるのは、失敗レースのお約束。
第3関門でDNFとなった「湘南国際」 30度を超す暑さに撃沈した「ガス橋(8km)」以来3度め。
会心のレースでは寝転がったことはない。
失敗レースでは疲労感だけが残るということか。
印旛沼周辺だけが暗かったが、その後はいい天気。
目を閉じていても、太陽がまぶしい。
こういう時、なにも考えていない。
そこに思考が戻った。
そうだ、コクの微糖だ
こうしているうちに「コクの微糖」が売り切れになってはいけない。
すかさず立ち上がり、昨日目をつけておいた自販機へ向けて歩き始めた。
前方からは、坂道を登って、続々とランナーがやってくる。
館内放送がなにか言っているのだが、耳に入らない。
一旦観客席に上って、競技場の外へ。
すぐそこにコカコーラ・ボトラーズの自販機。
売切の赤い文字は出ていない。
やった!
マラソンの神様は僕を見捨てていない。
ウェストポーチから、この時のために入れておいた500円玉を投入する。
コクの微糖ボタン押下!
しかし、ゴトゴトという甘美な音は聞こえない。
え゛・・
もう一度ボタンを押す。
西陽に照らされて「売切」の文字が見えないのかと、手で光を遮ってみるが、売切の文字は出ていない。
故障なのか・・
無念だ
こういう日は、なにごともうまくいかないのだろう。
コクの微糖を諦めて、隣りに並んでいるJTの自販機で、JTの「微糖」を買う。
んまい~!
エコーをかけたいくらいだ。
このコーヒーが、今シーズンのマラソンで一番うまかった。
なんてうまいんだ缶コーヒー
もう1本いこうと思ったが、次の一本はなんとなく美味しくないような気がしてやめた。
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