いくら言っても坂はなくならないと思います。
着換え場所である競技場となりの野球場へ。
荷物はすぐにでてきた。
ライトの外野に、小型レジャーシートを広げる。
近くでは、ランナー仲間たちの宴会が始まっている。
あぁ3年連続の自己ベスト更新は成らなかったんだな
ウェットティッシュを持ってきたのは正解
お陰で、ショッツ・エナジージェルでべたべたになったウォークマンを救済できた。
欲を言えば、レース後にもひとつあるといい。手を洗い顔を拭きたい。
疲れたよ。腰がいたいな。
レース後は腰に湿布したい。
服を脱いでエアサロンパスというわけにもいかない。
(この時はそう思っていたが、腰にエアサロンパスを振るくらいどうということはない)
結局ハーフでの2分遅れがそのまま、ゴールでの遅れになった。
しかし、後半はよく走った!
やはり最後の坂だ。
陸上競技場では、表彰式とインタビューが始まっていて、野球場にもその声が届く。
入賞した女子大生が
「坂がなければ」
「砂利道が痛かった」
と率直なコメント。
その後も、ことある毎に「坂がなければ」を連発。
3回繰り返したところで、呆れた司会者が
「言っても(坂は)なくならないと思います」
主催者には悪いけど、笑った。
坂があることはわかっていたけれど、そこで大きなペースダウンになることを計算に入れていなかった。
それも含めてマラソンだと言われればそれまでだが、できればアップダウンのないコースを走りたい。
高機能靴下 アシックス PRO-PAD XTS144
親指に穴が空いていた。
右足の指3本に豆ができた。1つは酷い血豆だ。
やはり、靴紐の締め方が甘かったのだ。
足が靴の中で前後に遊ぶことで、指が靴に当たりマメができる。
スタート前、あの時、わずかな手間を惜しんでしまったことが凶と出た。
レースを失敗したという喪失感で感情の起伏が平坦になっている。
未来へ向けての展望も何もなく、広げた荷物を順番にデイパックに納めることに集中した後、野球場を出る。
べたべたになったフラスクボトルは、野球場を出たところにある山盛りになったゴミ箱に捨ててしまった。
来年から、ショッツは袋のまま、ポーチに入れることにしよう。
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