佐倉マラソンコース、最大の名所
26km~27km
空は曇っており、かなり暗い印象だ。
今回は初めて調光グラスを使っているので、そのせいで余計に暗く感じていたのかも知れない。
調光レンズは太陽が照っていなくても、紫外線と低い気温で暗くなりやすい。
本来、曇りがちなレースには向かないかも知れない。
ただし、はれ時々くもりというレースでは、調光グラスは安心感がある。
27km~28km
斉藤和義の「COME ON!」
視界が暗くどんよりとした気持ちに、元気が戻る。
27kmは自分にとって、1つの分岐点。
2年前の長野マラソン、27kmの千曲川を渡る橋で、ゴールまで乗り切れる確信が持てたことに由来する。
27kmを迎えたとき、自分に問いかける。
調子はどうだ?
さぁ、これから追い込めるか?
体は残っている。
長野マラソンの時のように笑いたくなるほどの余裕ではないが、これは目標が高いため。
織り込み済みだ。
28km~29km
28.5kmは佐倉マラソンの名所。
風車「リーフデ」が右手に見える場所にさしかかる。
リーフデはNETHERLANDS(日本名:オランダ)語で「愛」
1600年にNETHERLANDSから渡航して、日蘭交流の祖となった商船の名は「デ・リーフデ」
ハウステンボスのオレンジ広場前に、その復刻船が係留されている。
佐倉は江戸時代からNETHERLANDSと交流があり「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれた。誰が呼んでいたかは知らないが・・・
日蘭交流の象徴として、ということだろうが、長崎と佐倉は互いにそれを意識していない。
この風車は1994年に佐倉市市制40周年を記念して作られた。
NETHERLANDSの建築様式に倣い、風車には建造年号を示す「1994」の文字盤がある。
リーフデはコースからとても近い所にあるので、一瞬で通り過ぎてしまう。立ち止まらない限り、ゆっくりと眺めることはできない。
こちらはハウステンボス
ハウステンボスのように、チューリップ畑の中に風車が回る景色が見えるというわけではない。
ほんの一瞬だけ右手に風車を見上げて、その姿を確認した。
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