時間に投資するタブレットPC ASUS VivoTab TF810C
2012年10月19日、パソコンメーカー各社よりWindows8パソコンのニューモデルが発表された。
Windows8の発売を7日後に控えたこの日。
Microsoftから報道管制が引かれていたかのように、各社のリリース日は一律だ。
6月の発表以来、その情報を待ちかねていたVivo TabもASUSから発表された。
6月時点では「あすーす」読みだった社名は、10月1日より会社リリースによって「えいすーす」と読みが変更されている。
タブレット(画面)とキーボードが分かれて、タブレットとしてもノートパソコンとしても使える機械は他のメーカーからも発売される。
その中で Vivo Tab 最大の魅力は価格だ。
■予想価格比較
ASUS VivoTab TF810C 95,000円
富士通 STYLISTIC QH77/J 160,000円
コンパクトなサイズ、軽さ、価格、デザインと、どの観点から見てもVivoTabが上だ。
高機能と身近な価格で人気がある台湾の会社ASUS。
これまで国産パソコンにこだわっていた日本のユーザーも鞍替えを始めるのではないか。
日本のパソコンメーカーは、価格で負けたうえ、斬新さ、付加価値でも勝るものがない。
液晶テレビにつづいて、パソコンも衰退産業になりつつある。
Vivo Tab 概要
●型番:TF810C
●発売:2012年11月末
●実勢予想価格:タブレット79,800円 キーボード14,800円
仕様
●バッテリー持続:本体+キーボード合わせると19時間
●サイズ:幅294mm
●OS:Windows8 (RT版は2万円安い)
●CPU:Atom Z2760(1.8GHz)
●メモリー:2GB
●ストレージ:eMMC 64Gバイト
●重量:本体+キーボード合わせて1.3kg
ほぼB5という大きさは残念。
さらに持ち運びに特化したものが欲しかった。
ストレージがハードディスクではなく eMMC というのがいい。
かな漢字変換やファイル操作など、基本的で回数が多い操作が快適になると推察する。
使い始めるとすぐに慣れてしまうのだろうが、生涯の時間を相当節約できるのは助かる。
お茶の間でテレビを見ながら、移動途中の喫茶店といろいろな場所で使える。
累積充電回数が少なくて済む長持ちするバッテリー。
ASUS VivoTab TF810Cは、時間に投資するパソコンといえる。
発売が待ち遠しい。
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