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2012年10月28日 (日)

気づいている人だけが助かる、企業と個人の新たなリスクの時代

virus
バイルスではない。
むかしはばい菌のことを「ビールス」と呼んでいた。
現代の読みはウィルス。

コンピューター用語としてのウィルスは、ネットワークと記憶媒体を介在してパソコンに侵入。
コンピューターシステムやパソコンのデータを破壊したり、ユーザーが意図しない挙動を起こすプログラム。
「トロイの木馬型ウィルス」「マクロウィルス」などがある。

ウィルスに感染し、それを周囲にばらまく張本人になると、人に迷惑をかけたうえに危機管理のできない人というレッテルを貼られる。
個人ならば悪評程度で済むが、企業の場合にはそうはいかない。

ウェブサイトにトラップウィルスを仕込まれてしまった場合、大きく2つのリスクがある。

1つは、自社ウェブサイトが他社ウェブサイトの攻撃に使われること。
そうなると「ウチも被害者なんです」は通用しない。
ウィルスを仕込まれるような脆弱なシステムだったという非が問われる。

2つめはデータベースを持っていた場合、機密情報が流出するということ。
情報とは主に顧客の個人情報だ。

特に後者の場合、メディアが大きく扱う。
一瞬にして企業は信用を失い、回復には時間がかかる。
長期にわたり業績が落ち込む。
ひいては企業存亡の危機に立たされることもある。

企業としての対策は、監視することだ。
専門業者に依頼しない限り、正社員での24時間監視は難しい。
できるだけ関係者は自分のサイトを見るということだ。

リスクと戦う社員に対して企業は冷たい。
気づいたことを上申すると面倒くさがられるが、いざ事故が起きると「何をやっていたんだ」と怒鳴られる。
企業は新たなリスクの時台を迎えている。
それに気づいていない経営者がやっている企業は、とても弱い足場に立っていると言える。

個人のパソコンでウィルスに感染しない方法は、ウィルス対策ソフトを入れることに始まる。
未だに入れていないならば、今すぐいれた方がよい。
「ウィルスセキュリティ0」という商品ならば、更新料がかからない。
ウィルスに感染した時の被害と比べればとても安い出費だ。

ウイルスセキュリティZERO Windows 8対応版 1,980円 送料無料

つづいて、メールを注意する。
見知らぬ人からのメールにURLが書いてあった場合、クリックは厳禁。
知らない人からのメールに「添付ファイル」がついてきたらそれを開かず、即座にメールを削除。
その後、削除済みフォルダに入ったものも削除。

アドレスブックを使っているならば、すぐやめた方がよい。
アドレスブックに登録しているメールアドレスは辞書登録すればよい。
滅多にメールを出さない人、フォルダは コピー<貼り付け でエクセルなどに保存しておくとよい。

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