「もう、浜名湖かよっ」とつっこむところ
8:23
浜松
「5分間停車します」
今日初めて、通過待ち時間のアナウンスが入った。
こうしてアナウンスしてくれれば、ホームの自販機に飲み物を買いに行く人は助かる。
ほかにも5分停車(速達追い抜き2編成)の駅はあったが、アナウンスが入るとは限らない。車掌の案配に任されているのだろう。
若い母親が、わずかひと駅区間乗っただけで降りていき、D席が空席になった。
今日5本めの速達電車が右側を通過していく。
700系だ。
先頭車両がまるくてわかった。
停車して4分50秒でもう一度700系が車体を左に傾けながら抜いて行く。
掛川-浜松区間で手間取ったのだろう。
8時28分38秒に浜松を出る。
8:30
浜松を出て間もなく、右手にJR貨物「西浜松」駅。
貨物列車が駐車した列車だまりを過ぎると、右手から新幹線の線路が合流してくる。
その先にあるのは、JR東海の浜松工場。
そこでは毎年7月に「浜松工場新幹線なるほど発見デー」が開催される。そのためのツアーが企画されるほど、新幹線ファンには根付いたイベントだ。
開催期間中はドクターイエローが東京第二車両所から回送されて、間近に見ることができる。
浜松工場では、JR東海の新型車両のメディア発表も行われる。
この旅の後、8月21日には、ここでN700Aがお披露目された。
ここはもう愛知県
8:33
唯一の水辺、浜名湖畔を走る。
新幹線の眼下に海(湖)が広がるのはここだけ。
映画「Always'64(第3作)」で 0系(編成番号K3)こだま117号・12両編成 が海辺を走るシーンが出てくるのは、浜名湖畔ということになる。東京を出て間もないのに
「もう、浜名湖かよっ」とつっこむところだ。
浜名湖を境に、静岡県から愛知県にはいる。
8:40
豊橋
ここの駅前にもホテルアソシアがある。
豊橋は高架ではなく地上の高さにある駅。
ホームからの景色が他とは違う。
2本のN700が傾斜システムを使うこともなく直線を疾走して抜いて行った。
45分52秒豊橋発。
浜松で若い母親が降りてから、新たな隣人はなく、結局終点名古屋までD席が埋まることはなかった。
海側A席からは風力発電の風車が見えるが、山側に風車はない。
矢作川を渡るあたりは、西尾平野が広がる。
ここは、16両が直線で収まる新幹線撮影ポイントでもある。
西尾(にしお)が抹茶生産量で日本一であるということは、名古屋から引っ越した後に知った。
愛知県には「西尾市」と漢字が逆になった「尾西(びさい)市」があったが、今変換してみたところ、ATOKが
<<編入「→一宮市」>>
と教えてくれた。
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 貸し切りの平和祈念像 長崎稲佐山スロープカー(2025.02.05)
- 初日から速さに目を見張ったFLAGSHIP STOREの会計オペレーション(2025.02.02)
- 磨き抜かれた夢の街 長崎スタジアムシティ開業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【1】(2024.12.28)
- 東町運動公園とアダストリアみとアリーナが頭の中でつながらない(2024.12.23)
- 長崎とここに訪れる人達を笑顔にする町が、まさにあと数分で生まれようとしていた(2024.12.11)