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2012年10月 8日 (月)

「もう、浜名湖かよっ」とつっこむところ

8:23
浜松
「5分間停車します」
今日初めて、通過待ち時間のアナウンスが入った。
こうしてアナウンスしてくれれば、ホームの自販機に飲み物を買いに行く人は助かる。
ほかにも5分停車(速達追い抜き2編成)の駅はあったが、アナウンスが入るとは限らない。車掌の案配に任されているのだろう。
若い母親が、わずかひと駅区間乗っただけで降りていき、D席が空席になった。


Hamamatsu

今日5本めの速達電車が右側を通過していく。
700系だ。
先頭車両がまるくてわかった。
停車して4分50秒でもう一度700系が車体を左に傾けながら抜いて行く。
掛川-浜松区間で手間取ったのだろう。
8時28分38秒に浜松を出る。

8:30
浜松を出て間もなく、右手にJR貨物「西浜松」駅。
貨物列車が駐車した列車だまりを過ぎると、右手から新幹線の線路が合流してくる。
その先にあるのは、JR東海の浜松工場。

830hama

そこでは毎年7月に「浜松工場新幹線なるほど発見デー」が開催される。そのためのツアーが企画されるほど、新幹線ファンには根付いたイベントだ。
開催期間中はドクターイエローが東京第二車両所から回送されて、間近に見ることができる。
浜松工場では、JR東海の
新型車両のメディア発表も行われる。
この旅の後、8月21日には、ここでN700Aがお披露目された。

833hamanako ここはもう愛知県


8:33
唯一の水辺、浜名湖畔を走る。
新幹線の眼下に海(湖)が広がるのはここだけ。
映画「Always'64(第3作)」で 0系(編成番号K3)こだま117号・12両編成 が海辺を走るシーンが出てくるのは、浜名湖畔ということになる。東京を出て間もないのに
「もう、浜名湖かよっ」とつっこむところだ。
浜名湖を境に、静岡県から愛知県にはいる。

8:40
豊橋
ここの駅前にもホテルアソシアがある。
豊橋は高架ではなく地上の高さにある駅。
ホームからの景色が他とは違う。

840toyohashi

2本のN700が傾斜システムを使うこともなく直線を疾走して抜いて行った。

45分52秒豊橋発。
浜松で若い母親が降りてから、新たな隣人はなく、結局終点名古屋までD席が埋まることはなかった。

海側A席からは風力発電の風車が見えるが、山側に風車はない。
矢作川を渡るあたりは、西尾平野が広がる。
ここは、16両が直線で収まる新幹線撮影ポイントでもある。
西尾(にしお)が抹茶生産量で日本一であるということは、名古屋から引っ越した後に知った。
愛知県には「西尾市」と漢字が逆になった「尾西(びさい)市」があったが、今変換してみたところ、ATOKが
<<編入「→一宮市」>>
と教えてくれた。

新幹線すべての駅に停車して往く品川-博多の旅(もくじ)

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