ぷちっと切れないんだったら、どんな感じなの?
8:56
あと2分で三河安城。
N700は情報スクリーンの文字が大きくなったと聞いたが、700系も十分に字がでかい。
8:59
三河安城(みかわあんじょう)
地元の人には「みかわんじょう」と読む人が居る。
すぐそばにあるJR東海道線の駅も、安城ではなく三河安城。
駅に進入してすぐ、MAパークビルの前あたりはホームに屋根がない。
このあたりは1号車停車位置よりさらに前。どうしてこれほどまでホームが長いのか?
700、つづいてN700 2本の速達電車が抜いて行く。
これで「こだま631号」が抜かれたのは10本となった。
それでもまだ発車しない。
もしかして、今日初めての"3本抜き"か?
9:03
そう思っていたら出発。
速達列車の通過後、1分開かないと青信号に変わらないのかも知れない。
今回の旅について言えば、速達列車の"3本抜き"は一度もなく "2本抜き"が最多だった。
名古屋に住んでいたときの記憶がよみがえるので、三河安城を出ると、旅モードが日常生活モードに切り替わってしまう。
いや、今日は旅のままでいいんだ!と脳に伝えて再度旅モードに戻る。
♪いい日旅立ちのテーマとアナウンスが流れると、槇原の出身地大府あたりからコースを右にとり、JR東海道線と合流すると、ほぼ北上して名古屋駅へすべりこむ。
9:14
名古屋着
新横浜からの所要時間は2時間22分。
速達ののぞみが1時間25分なので、57分も遅いことになる。
後で撮りました
名古屋での乗り継ぎ時間は31分。
あまり余裕がない。
写真は後回しにして改札へ急ぐ。
今日初めての途中下車(JR用語では途中出場)
列車を乗り換えた途中駅(新横浜)では改札を出ていないという特殊な乗り方なので、係員がいる改札へ。
東京都区内-福岡市内 乗車券 13,440円
品川-新横浜 新幹線特定特急券 840円
新横浜-名古屋 指定席特急券 4,690円
これ、記念にもらいたいんですけど・・・
乗車券を含めて3枚の軟券を差し出す。
「あぁはいはい」
心得た駅員は、乗車券に楕円形の枠で囲まれた「名古屋」のハンコ。
2枚の特急券には「無効|名古屋」のハンコを押して返してくれた。
自動改札に通す磁気を塗った切符は軟券。
ハサミが入る厚手の切符は硬券。
磁気はついていないが、青春18切符も軟券である。
鉄道ファン親子のこどもが「新幹線の切符を切る人になりたい」と言っていたので、新幹線の切符は自動改札に通す軟券だから"ぷちっ"と切らないんだよと説明したことがあった。
「ぷちっと切らないんだったら、どんな感じなの?」
と食い下がられて、ちょっと苦戦。
切符を挟んでハンコを押すから"ぺたっ"って感じかなと言うと、納得できない!という様子だった。
彼もいつか、乗り継ぎの旅をしたら嫌と言うほどわかるだろう。
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