新幹線の手動運転と自動運転
12:59
岡山発
13:10
新倉敷着
両脇にホームがあり停車線と停車線の間に上下の通過線がある「相対式」ホーム。
700系が追い抜いていく。距離が近いのか風圧が大きく感じられる。
13:14
新倉敷発
追い抜いていった700系が遅れ気味だったようで、抜かれた後ほとんど間を置かずに発車。
新幹線の駅間走行方法は運転手に任されている。
定時に対しての早遅、天候、レール状況などを判断して速度を加減するのは運転手のノウハウ。
世界一正確な高速鉄道新幹線を支えているのは、コンピューターシステムと熟練した運転手である。
その運転ノウハウに技術革新がある。
2013年春の運用開始をめざして試験走行が進んでいる「N700A」だ。
N700Aは、初めて自動運転機能を搭載した新幹線車両。
自動的に加減速して、ダイヤどおりに運行する。
他の大きな改良点はブレーキ性能。
新型ディスクブレーキの採用で、制動距離を10%短縮した。
2012年8月21日
JR東海が浜松工場でメディア発表。
鉄道ファン向け月刊誌の11月号に情報が掲載された。
2013年2月
6編成運行開始。
東海道新幹線では2007年「N700系」登場以来の新型車両となる。
だが見た目はN700と変わらない。
唯一といっていい判別のポイントは、ドア横の大きな「A」のロゴ。
史上初の自動運転。まさに技術革新。
それに相応しいネーミングが欲しい。
ところが、N700系のマイナーチェンジという位置づけであるため、系列はN700A。
新幹線は既に九州のつばめが「800系」を使っており、残るは900系のみ。
従って、ここ3代にわたり700→N700→N700A と700を使い回している。
来年の夏にはN700Aがデビューしている。
しかし、自動運転と手動運転の違いは素人にはわからない。
来年、新幹線旅のテーマをひねり出すのは難しい作業になりそうだ。
13:25
福山着
停車時間は4分あったが、追い抜きはなし。
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