30周年の赤フロッグマンは客引きモデル
発売30周年と銘打った記念モデルは、赤フロッグマンだ。
赤いフロッグマンは、これまでに次の種類が発売されている。
2000年9月 3種類発売
■8200NT-4JR Gファクトリーで限定1,000本。
シリアルナンバーが裏面に刻印されている。
ELに潜水蛙は出ない。オープン価格。
■8200NT2-4JR NT-4JR と時計は同じ。
シリアルナンバーの刻印はなく代わりに NT2 と刻印されている。
メーカー希望小売価格23,000円。
■8200F-4JR NT の液晶が赤みがかっているのに対して F は普通のタイプ。
ELに潜水蛙が出る。刻印の位置は何も刻印がないため「シリアルなし」と呼ばれる。
メーカー希望小売価格23,000円。
2002年3月、ヤフオクではこれらが標準価格以下で取り引きされていた。
NT2が2万円強、Fが13,000円前後。
1998年頃のGショックブーム時ならば、プレ値を払わなければ買えなかったものが元値割れ。
ファンにとっては嬉しい状況になった。
2003年7月には濃い赤のスケルトンが出た。
■GW-203K-4JR 2003年イルカクジラモデル。
ELにクジラが出る。ソーラー駆動。
メーカー希望小売価格26,000円。
2ヶ月後、ヤフオクでは1万7千円台で取引されていた。
そして、2012年9月15日発売。
G-SHOCK30周年記念限定モデル
■GF-8230A-4JR
ELに30周年ロゴ。タフソーラー。
49,350円
価格をみて驚いた。
かつて、2万円台で買えた赤フロッグマンが2倍の値付けである。
2009年9月に発売した黒フロッグマン GWF-1000-1JFは、71,400円(実勢48,000円)だったので、それよりは安いのだが、手軽に買える価格ではない。
かつてのフロッグマンにも「ソーラー」「チタン」のモデルはあったが、いずれも2万円台で買えた。
デフレの時代に付加価値を集めて4万円台で売るというのは難解だ。
恐らく、このモデルで目を引いてGへの関心を喚起する"客引きモデル"なのだろう。
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