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2012年11月19日 (月)

民主党政権を振り返る(3) ペテン師にペテン師と呼ばれるペテン師

<2011年>
2011年
3月11日
東日本大震災

3月12日
福島原発事故
菅直人が現場に介入して混乱させたことが後に問題となった。

海江田経産大臣が福島第1原発で放水に当たっていた東京消防庁の隊員に対して
「俺たちの指示に従えないのなら、お前らやめさせてやる」
と罵声を浴びせていたことが明らかになった。
消防の素人のため、玄人の手法が理解できず、やる気がないと判断したようだ。

6月2日
民主党が割れて、内閣不信任案が可決される見通しとなった。
そこで、菅直人が鳩山由紀夫に辞任を約束。
その約束によって党内が沈静化。不信任案が否決されると、一転、菅直人は「辞めるとは言っていない」と言い始めた。
鳩山由紀夫は菅直人を「ペテン師」と批判。
菅直人は「辞めるけれど時期は言っていない」と切り返す。
まるで、コントのようなやりとりを国民に発信し続けた。
このやりとりが「政治には期待しない」という国民を増幅させた。
そのとばっちりを受けて、野田佳彦は「近いうちに解散」発言でペテン師扱いを受ける羽目になった。

7月3日
松本龍復興担当大臣が宮城県知事を訪問した際、次のように語った。
「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないとわれわれ何もしないぞ。ちゃんとやれ」
「お客さんが来る時は自分が入ってから呼べ。長幼の序が分かる自衛隊ならやるぞ。分かった?はい今の言葉はオフレコです。書いた社は終わりだから」

宮城県でひと騒動あった後だけに、表に出て大臣の到着を出迎えた岩手県知事。
今度は「知恵を出したところは助けるけど、出さないヤツは助けない」と語った。

この日の発言をメディアが問題視して質すと、松本大臣は
「九州の人間でB型だから語気が荒かったりしたとは思う」
と語った。

同じ九州の人間として、そういうふうに言いたい気持ちはわかる。
しかし、役職を得た"九州の人間"は皆、そういう乱暴な語気を抑える努力をしているのである。
そうしないと、日本の縮図である東京では通用しない。
松本大臣は、7月5日に大臣職を辞任した。
 

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