ロングシートとボックスシートが混在する松浦鉄道
真申でボックスシートに座っていた高校生が降りたのでそちらへ席を移る。
列車には大別すると2通り、細かく分けると4通りのシートがある。
ロングシート
列車の中心線に平行するシート。
長い椅子だからロングシート。
乗客は向かい合って座ることになる。
一度にたくさんの人を乗せる通勤路線に使われる。
首都圏では山手線や京浜東北線などがこのシート。
クロスシート
列車の進行方向と正対するシート。
着席が前提の長距離路線で使われる。
新幹線はほぼすべてがクロスシート。
向かい合うクロスシートはボックスシート。
新幹線などは、座席の向きを変えればボックスシートになるが、座席が固定されているものをこう呼ぶ。
ドア付近のみロングシートで、他はクロスシートの車両はセミクロスシート。
これには、ロングシート、クロスシートが混在する車両。ロングシート、ボックスシートが混在する車両がある。
北総鉄道 越後線 それぞれ一部の車両に採用されている。
松浦鉄道(以下MR)の標準車両は、進行方向右側にロングシートと1人掛けクロスシート。
左側にロングシートとボックスシートが配置されている。
朝夕の通勤通学。
地域の足。
鉄ちゃん鉄子の観光利用。
いろいろな用途に対応した仕様なのだろう。
乗車した時はロングシートしか空いていなかった。
これでは車窓の写真を撮ることが難しい。
そこで、車窓左手のボックスシートが空くのを待っていたのだ。
4人掛けボックスシート。
向かいにはおばあさん。
最小限の荷物をとなりの席に座らせている。
町で病院に行った帰りだろうか。
さっきからずっと、窓のさんに肘をついて眠っている。
僕が向かいに座ったことで、明らかに不機嫌になったことが見て取れた。
「小浦」
窓の外を並走する県道に西肥バスが走っている。
「佐々」
駅舎がカッコイイ。
ただし右手なので、写真が撮れなかった。
帰りも左側に乗って撮ることにしよう。
1933年の開業時は「ささ」という読みだったが、1936年に「さざ」と読みを町名に合わせている。
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