深まるぴんぽんぴんぽんの謎
「いのつき」
1990年にできた割と新しい駅。
MRではいくつかの駅が廃止されている一方で、こうした新駅もできている。
人口密度の流動に合わせているのだろうか。
この駅に花はなかった。
あたりはどこを見ても自然。
右手に平戸へつづく県道が走っている。
よく実った田んぼにカラスがたたずんでいる。
右手に座った兄ちゃんはおかきを食べながら、さっきからずっとワンセグに見入っている。
「高岩」
この駅に進入する際は
ぴんぽんぴんぽん
というチャイムが連打されなかった。
急な勾配の警告かと思ったが、そうではない。
次の駅に待ち合わせ列車がいると知らせているわけでもなさそうだ。
次の駅では再び電車は
ぴんぽんぴんぽん
を連打しながら入線していった。
「江迎鹿町」えむかえしかまち
地元民としては江迎と鹿町は別ものである。
1988年に改称されるまでは「江迎」という駅だった。
鹿町には鹿町工業高校があり、自分が学生の頃は弓道が強くて刃が立たなかった。
だから鹿町といえば弓道を連想してしまう。
駅舎がかっこいい。歴史を感じる見た目だが2009年に改築されたものだ。
MRではもっとも写真を撮りたい駅だが、右手にあるため撮ることができなかった。
江迎鹿町を出ると左手に川・・・
かと思ったら、これは江迎湾。
ナフコが見える。
名古屋に行くとナフコがスーパーで驚くが、九州ではナフコと言えば家具屋(ホームセンター)である。
「すえたちばな」
ホームにイヌネコの写真が飾られている。
駅長の趣味か・・・
松浦西九州線では最長のトンネルをくぐる。
次の駅まで4.4km。
MRでは最長区間である。
「西田平」
途中下車の駅まであと1つとなった。
ここで前方の席へ移動。
そろそろ降車の準備に入る。
掲示板で料金表を確認して、両替機で小銭を用意した。
ICカード乗車券の暮らしが長いので、久しぶりの緊張感を味わっている。
このときはまだ、便利でお得な情報を知らなかった。
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