城島健司の故郷 相浦
松浦鉄道(以下MR)終点「有田」行きは「大学」で僕を乗せて、次の駅「相浦」に向かっている。
電車はしばし、うっそうと茂る森を進む。
MRは乗車口で整理券をとり、降りる時に電光掲示板で料金を確認して支払う。
佐世保市は「市営バス」「西肥バス」2つの路線バスも、同じ決済方法である。
こうした"整理券方式"に慣れていると、都会に出た時に戸惑う。
都会のバスは前払い。そして一律料金だ。
バス停1つ乗っても、どれだけ乗っても同じ値段。
すぐに降りると損をした気がする。
たくさん乗って、元を取りたくなる。
車窓からは、ほんの一瞬だけ海が見える。
九州の西端をなぞるよに走るMRだが、海が見える区間はほとんどない。
右手に見えているのは、火力発電所。
長崎県に原発はない。
長崎は日本の西端にあり、もしも、ここで事故が起きれば、西風にのって、その余波は九州北部全域へ及ぶのである。
「相浦(あいのうら)」駅は1920年開業。
当時は国鉄松浦線の駅である。
駅周辺の見どころは、元阪神タイガースの「城島健司ベースボール記念館」
城島健司の実家と併設して建てられている。
「棚方」たながた
ホームにひまわりが飾ってあった。
「真申」
この駅名を読める人は少ないだろう。
"まさる"と読む。
佐世保市内にはこの真申行きバスが走っているが、そのバスがどのルートを通って、どこに往くのかを知っている人は少ない。
ホームには色とりどりの花。
ホームレイアウトは1面2線
ここで、前方から来る佐世保行きとの待ち合わせで停車する。
MRは単線である。
左にはすぐ海がある。
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