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2013年2月16日 (土)

iPhoneのアプリはなぜ85円なのか?

iPhoneはアプリで動いている。
アプリとはガラケーとスマホで使うソフトの総称。
アプリはアプリケーションの省略語。

アプリケーションとは、特定の目的を処理するソフトウェア。
市販されているソフトのほとんどはこれに当てはまる。
企業システム向けに販売されるソフト、独自に開発するソフトも、同じくこう呼ぶ。
IT業界人は、古よりこれを略して「アプリ」と言ってきた。

さて、iPhoneのアプリはなぜ85円なのか?

最低限の標準機能のアプリは、アップルコンピューターがつくり、iPhoneに最初から入っている。
さらにiPhoneを便利で楽しくするためにユーザーがApp storeからアプリをダウンロードする。
iPhone用のアプリはアップルコンピューターが運営するApp Storeで独占販売している。

iPhoneのように OS、ハード、アプリを1社が管理下に置いて作ることを垂直統合という。
OSが非公開なので、機器メーカーはハード作りに参入できない。

アンドロイド端末のように、OSが公開されていて、機器メーカー各社がハード作りに参入できることは水平分業という。

アプリは「垂直統合」「水平分業」いずれの場合でも、ソフトメーカーが参入できる。
ソフトメーカーの実態は企業と個人。
App Storeの場合、個人は開発者登録さえすれば、誰でもアプリを作って売ることができる。

開発者はアプリを無料、有料、課金方式でApp Storeに置く。
アップルコンピューターが手数料を30%取り、70%が開発者に渡る。

2008年7月、App Storeがオープンした当初、最低価格は115円。
その次は230円。
設定価格の種類はアップルコンピューターが決めているので、その中間で独自に決めることはできない。

オープンから3年後の2011年7月、最低価格が85円に改定された。
従って、価格を抑えて数で勝負しようという開発者は、皆85円の値を付けているのである。

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