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2013年2月23日 (土)

スーパーフィートを使って7年

SUPER feetはマラソンのレース用シューズに入れるインソール。
わかりやすく言えば靴の中敷きだ。

中敷きというと、水虫対策だと思っている人が多いが、マラソンでは故障対策。

人の体は誰でも、左右非対称にできている。
左右がぴたりと対称の人はいない。
足のカタチも左右で違うのである。

違いを見る方法は簡単。
土踏まずが床からどれだけ高い位置にあるかをみればよい。
土踏まずが高い位置にあればアスリートの足。
低い位置にあり、いわゆる扁平足のほうは並の足。
ランナーはアスリートの足と並の足を交互に前に運んで42kmを走りきるわけだ。

SUPER feetは、既製品をそのまま入れることもできるが、この製品の真価を引き出すのはカスタムインソール。
設備のあるランニングショップで、自分の足型に合わせたインソールを作ることができる。
所要時間は30分程度。

SUPER feetはふにゃりとしたものではなく、しっかりと固い。
現在使っているものは7年前につくったが、型崩れしていない。

靴を買い換えた場合、新しい靴に入れ替えて使うこともできる。
その際、大きくすることはできないが、エッジを削れば、ラスト(足型)が厳密に合わなくても入れられる。
微調整はSUPER feetを買った店に行けば、無料でやってくれるはずだ。

慣らし期間が一か月は必要なので、今日買って明日のレースに履けるというものではない。
今ならば、板橋Cityマラソン、佐倉朝日健康マラソンのランナーがぎりぎり間に合うかというところだ。

SUPER feetはどの靴にも入るわけではない。
asicsニューヨークシリーズのような初心者向けシューズは、インソールが自由に取り出せるので問題ない。

一方、レーシングシューズは、インソールがアウトソールに接着されている。べりべりと剥がせるものであれば入れられるが、ソーティジャパンやアディゼロ タクミ 戦は剥がせなかった。

初心者向けシューズは元々、かなり重く作られておりSUPER feetが入っても問題ない。
レーシングシューズは200gを切る軽さであり、そこに重量のあるSUPER feetが入ることでバランスが崩れる。
従って、SUPER feetは初心者向けの装身具と言える。

レーシングシューズで走るようになってからは、SUPER feetはレースでは使っていない。
使わなかったら故障したかというと、そういうことはない。

今は普段履きのナイキフリーに入れている。
経年劣化なのか、歩く度にきゅっきゅっという音がする。
まるで、赤ちゃんが歩いているみたいで恥ずかしい。

ど素人!マラソン講座

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