元春 肩車 カメラ
2012/2/24
佐野元春 & COYOTE BAND 2012-2013 WINTER TOUR
ファイナル 東京国際フォーラム
佐野元春のライブは「Welcome to the Heartland tour」以来、1ツアー1公演と決めて、見続けている。
今回はファイナルを観賞。
たった一度きりなので、風邪を引かぬようこの日に合わせて体調を整えてきた。
その甲斐あって、すばらしいライブ体験ができた。
大半の曲はラストをショートカット。
その潔さがいい!
演奏する側は大変だと思うが、1曲は短くてもいいから、できるだけたくさんの曲を聴きたい。
中盤では佐野さんから「座って聞いてください」が出た。
これを言ってくれると実に助かる。
はじめから終わりまで立ちっぱなしというのは、カラダに負担が大きい。
人間は歩くより、走るより、立ち続けることのほうが重労働だからだ。
東京マラソンを7時間で完走できる人は多いが、東京国際フォーラム公演を7時間立ち続けられる人は滅多にいない。
ピアノに座り、オールドスタンダードを弾く元春。
幸せすぎて、意識が遠のきそうだ。
そして、再び、誰もが立ち上がりスタンダードを聴いていた時。
自分にとって、このライブが複雑なものになり始める。
曲は「some day」
ファンにとっては特別な曲。
この曲が流れることで、特別な空間が現れる。
いつもならばそう。
しかし、この日現れたのは、肩車だ。
今回のツアーは「18歳未満フリー」
6歳から18歳の"ファンを無料招待"
Moto's Web Serverにそう書いてある。
この取り組みに接した時、その意図を察した。
考えたのは次世代ファンの開拓ということだ。
Mr.childrenやサザンオールスターズとは違い、佐野さんのライブではオールドファンがそのまま歳をとった感があり、若年層が乏しい。
佐野さんのライブは特別だ。
彼の"ライブ力"に接すると、レコードだけで聴いていたファンに化学反応が起こる。
いてもたってもいられないという感覚になる。
その体験をヤングボーイズ&ガールズに。
だから、会場に中学生、高校生のファンがやってきて欲しい。
そう願っていた。
だがこの日、開場後にロビーで見たのはちびっ子たち。
元春ファンの親が連れてきた我が子である。
その子ども達は元春ファンなのか。
「ほとんど寝ていた」
「興味なさそうだった」
これは、ライブ後にファン仲間から取材した状況だ。
つづく
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