3つの便器から1つを選ぶために、あなたがしていること。
あなたは今朝も大便に来ました。
会社の出来事です。
かつて、会社のトイレが混むのは朝イチ、昼過ぎと相場が決まっていました。
ところが、スマホの普及に伴い、どの時間帯でも稼働率が高まっています。
推測ですから、データはありません。
恐らく、誰もそんなデータはとらないでしょう。
さて、話しを元に戻しますが、あなたは今朝も大便に来ました。
大便ができる個室は3つあります。
スマホ普及以降、3つともふさがっていることも珍しくないのですが、きょうは運よく3つとも空いています。
さぁ、どの個室に入ろうか。
あなたは考えます。
そんなこと、いちいち考えていないよと思うかも知れません。
しかし、人間は考えないと行動できないのです。
前に歩く。速く歩く。少し右に曲がる。どのような行動も必ず思考が伴います。
3つの個室からどれにするかという選択でも、当然、あなたは考えるのです。
話を進める前に、3つの個室に「手前」「真ん中」「奥」と名付けます。
確か、手前は便座が冷たかったな。
この間、真ん中を使った時、シャワートイレの水しぶきが便器についていたな。
奥については特になにも印象がないな。
それじゃ、奥にするか。
特になにも外的要因がなければ、あなたはこのように考えます。
入室してみたら、前任者の残留物がぷよぷよ浮いていた・・・というような要因があった場合、別室へ移動すればよいのです。
ところが、いつも利用する早朝の時間帯。
トイレ掃除員が掃除をしている。このような要因が加わることがあります。
今、清掃員は清掃用品棚を開けています。
あなたは、この状況をどう読むでしょう。
これから掃除をするのだろうか。
掃除を終えて片付けているのだろうか。
それとも何らかの理由で中断しているのだろうか。
これから掃除をするならば、どの個室を使っても支障はないだろう。
空いている2つのうちから取りかかればいい。
掃除を終えたのであれば、どれを使っても支障はない。
だが、途中だとしたらどうだろう。
確か、この清掃員は奥から順番に掃除をしていた。
手前だけを残していたところに、自分が手前を使ってしまったら、空くまで待っていなければならない。
従って、奥を使えば、どの状況にあっても清掃員の作業に支障がない。
人は視界にとらえた情報を処理して、これらの判断を反射的におこなう。
よりよい反射をするために、日々経験値を積み重ねているのである。
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