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2013年2月22日 (金)

東京マラソンとチャリティ出場枠

「日曜は出るの?」

ランナーであることがばれている人からは、こんな声がかかる。
東京に事務所を置く会社で、東京マラソンを控えた週の一こまだ。

日曜は出るの?ではなく
「日曜は当たったの?」
と聞く人もいる。

2013年からはこれに
「日曜は当たったの?それとも払ったの?」
という質問が加わった。


10万円を寄付したら出走権が得られる「チャリティ出場枠」が設けられたのが2011年大会。
今回はその3回めであり、一般人にも「10万円出せば、抽選で外れても走れる」ということが浸透してきている。

「チャリティ出場枠」は東京マラソンが東京マラソンが実施する慈善寄付による出場制度。
一定の寄付金を支払った人に出場権を与える。
その寄付金額:100,000円以上
同様のチャリティ出場枠があるロンドンマラソンは、ユニセフ枠として1口20万円程度である。

2009年3月19日
東京マラソン2009を3日後に控えた日、石原都知事が定例会見で「多額の参加費を支払う人の別参加枠を 1,000人ほど設けて、参加費を超える部分をチャリティに使いたい」と発言。
しかし、この構想は東京マラソン2010では実施されなかった。

2010年
10月15日、石原慎太郎都知事が定例会見で、慈善枠を1,000人募集すると発表。

2011年1月6日、募集終了
707人(男633、女74)が応募。寄付総額 7,176万円。
募集枠の1,000人には達しなかった。

2011年2月27日、東京マラソン2011に慈善枠の707人が出走。


2012年
チャリティ枠定員 3,000人

2013年
チャリティ枠定員 3,000人
新たにチャリティ・サポートシステムを始めた。
登録者が、知人に寄付を呼びかけ、寄付額が10万円以上となった場合、チャリティランナーの資格を得る。

チャリティ出場枠により、どうしても出走しなければならない人は救われる。
慈善の寄付により、その支援を必要とする人が救われる。
これからも末永く続いて欲しい制度である。

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