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2013年2月27日 (水)

想定されていたキッズ

佐野元春ファンではない複数の大学生に「18歳未満フリー」について意見を聞いた。
企画の概要を説明して、どのような客が来ると思うか?と質問する。

「そもそも、ライブに行っていない層は、タダで聴けるということを知る機会がない」
「親がファンで、その子どもを連れて行くという図式を想定するのが普通だと思う」

実際、規約によれば"中学生以下は保護者同伴で"とあり、佐野さんもヤングボーイズ&ガールズというよりは、キッズが大勢やってくることは織り込んでいたのかも知れない。

Mr.childrenがなぜ、広い世代にファンを確保しているか。
それは親が家やクルマの中で聴き、それを聴いて育った子ども達がファンになるからだ。
しかし、Mr.childrenファンのヤングボーイズ&ガールズは、親からむりやりライブに連行されたわけではない。
自分の意志でレコードでは飽きたらず、ライブへと進んでいる。

佐野元春の「18歳未満フリー」企画。
これはすばらしいものだ。
現実をみて、どう打開するかというひとつの策である。
この企画を知ってどう行動するかは、ファン1人1人の解釈に委ねられる。

自分が長らく聴いてきた音楽。その感情を揺さぶられるライブ。
それを我が子に教えたい。
そんな気持ちは、子を持つ親ならば誰にだってあるだろう。

ロビーをちびっこが走り回ろうが、そんなことはどうでもいい。
その子がファンであろうがなかろうが、周囲にそんなことはわかりはしない。
ライブ会場にちびっこがたくさんいても、何の問題もない。
静粛が求められる映画館やクラシック・コンサートとは違う。
ここはロックライブ会場だから。

だが「some day」を境に、その状況が変わった。
イントロが流れると、5列めあたりに肩車が現れた。
席がかなり前方であるだけに、後方の広い範囲の聴衆から視角を奪ったはずだ。

後ろにいた人にしてみれば、星野勘太郎が突然、アンドレ・ザ・ジャイアントに席を替わったようなもの。
元々、アンドレだったら不運としか言いようがないが、肩車はいただけない。

オフィシャルのカメラマンが駆け寄る。
肩車された子どもを前から後ろからヨコから舐めるように撮る。
それは証拠写真というわけではなく、恐らく美味しい絵として狙っているのだろう。
なにを撮っているの?ときょとんとした子ども

ほとんどの人が立ち上がってしまう、ロックライブでは、小さい子どもはステージが見えないだろう。
肩車された子どもは、それ以外の時は椅子に乗って見ていたそうだ。

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