荒川市民マラソンから通算して16回 板橋Cityマラソン2013攻略法
3月24日は「荒川市民マラソン」から改名して2度めの「板橋Cityマラソン」
「荒川市民マラソン」から通算すると第16回大会だが、大会資料には「第何回」という表記はなく、2013年大会と表記されている。
■開催日時:2012年3月24日<日> 9時号砲
■制限時間:7時間
■参加費 6,000円 前回より500円アップ
■募集定員:15,000人 前回と同数
■エントリー:先着順
■昨年同様、参加者に500円でオリジナルキャップを販売する。
「板橋Cityマラソン」は荒川に沿って下り、折り返して上ってくるだけ。
一般的なマラソン知識でいえば、攻略法という言葉が成り立たないシンプルなコースだ。
それでも気まぐれは起こる。
そうこの大会は風次第なのである。
スタート地点ではおよそ20分のロスタイムがある。
制限時間ぎりぎりのランナーは最後尾に並ばなければならないため、ここは神経質になるところ。
ただし公道を封鎖しておこなう大会ではないため、途中の関門はゆるやか。
関門にひっかかるような走力では、完走は難しい。
往路に渋滞箇所があるが、ど素人の場合、休憩ポイントだと思えばいい。
攻略法はむしろその先。
15kmを過ぎたあたりから風向きに神経を尖らせることだ。
もしも、折り返し点までで逆風が吹くようなことがあれば、あなたは超幸運の持ち主といえるが、まずそんなことはない。
もしも、カラダが軽いなと思ったら、それは追い風なのである。
それはそのまま、折り返し点から21kmにわたる逆風となる。
そこでしなければならないのは、ペースダウン。
追い風のうちにタイムを稼いでおこうというのは、まさにど素人!
舞い上がって飛べば飛ぶほど、後半になって足に鉛が入る。
「板橋Cityマラソン」の攻略は、とにかく体力温存、後半に足を残すというシンプルなもの。
コースの途中に細い橋や砂利道があったりしない。
ゴール間際に急な坂があったりしない。
ただ、ひたすら風が吹くだけ。
そのありがたさは、いつか他の難コースを走った時にわかるだろう。
「ただ、ひたすら目の前の道を走る」
この言葉を「板橋Cityマラソン」でマラソンにデビューするど素人!の皆さんに贈りたい。
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