公共料金をJCBカードで払う
公共料金は口座引き落としで払っているよ。
もう払い始めた頃から、うちはそうさ。
と言う人が多いと思う。
口座引き落としであれば、利用者はその都度、振込に行かなくて済む。
料金を徴収する側も集金に回らなくて済む。
とても理にかなっている。
銀行制度がしっかりしている国ならではだ。
では、クレジット決済制度もしっかりしているどうか。
利用者にしてみれば、お金を銀行に入れて置くのは同じことだ。
引き落とし日になれば、同じ金額が落ちていく。
ただし、クレジット会社間の競争が激しくなった現代では、そこに"ポイント"という要因がからんでくる。
同じように口座からお金が落ちていく。
しかし、クレジットカード払いにしておけば、金額に応じたポイントがつく。
クジレットカード払いの場合、料金が高くなる一部の公共料金を除いて、たいていの人にとっては、クレジットカード払いのほうが有利と言うことになる。
そこで「東京電力の料金をJCBカードで払う」という事例で説明しよう。
まず、検索サイトで検索する。
キーワードは"会社名 クレジット"
この例では"東京電力 クレジット"だ。
Googleでは、この言葉での検索が多いようで、初期提案にこの組合せが出てくる。
東京電力のサイトで、さぁ手続きと思ったら、そうはいかない。
手続きは、JCBの会員サイトである「MyJCB」で行うよう案内されるのだ。
MyJCBに未登録の場合、ここで登録をおこない先へ進む。
東京電力のサイトにある説明によると
「MyJCB に登録して、MyJCBのページにある
"各種料金のカード支払い申し込み"
から手続きをする」とある。
ところが、MyJCBに"各種料金のカード支払い申し込み"というメニューはない。
サイトをわざとわかりづらくして、ユーザーを意図的に回遊させる、あざといメルマガから来た気分だ。
結論からいうと、"各種料金のカード支払い申し込み"ではなく
"携帯電話・公共料金などのお支払いもカード払いでおトク!"
のボタンをクリックする。
すると、その遷移先が"各種料金のカード支払い申し込み"なのである。
予知能力がない限り、この展開は読みづらい。
そこから先は、メニューを選んで薦める。
電気料金の支払い >東京電力
手続きには、東京電力から届いている「電気ご使用量のお知らせ」という紙が必要だ。
ところが、その紙には「事業所コード」が書いてない。
恐らく、支社名の右にある( )内の3桁数字がそれに当たるのだろう。
こうなると、推理小説だ。
これは名推理だったようで、手続きを完了させることができた。
ちなみに、東京ガスの場合はMyJCBに遷移せず、自社サイト内だけで手続きが終わる。
東京都水道局の場合、MyJCBに遷移したうえ、書類の郵送を依頼する。
ネットでは郵送依頼の受付のみだ。
同じ公共料金のクレジット決済にしても、東京ガス>東京電力>東京都水道局と、体質の違いがうかがえる。
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