マラソン用のベスト靴下 asicsプロパッド XTS139とXTS144の違い
レースに向けて、注文しておいた新しい靴下
アシックス PRO-PAD XTS139
鮮やかな赤がまぶしい。
今年は赤い靴に赤い靴下、足下が派手な絵になりそうだ。
PRO-PAD最大の特徴は、足の裏側には滑り止めがついている。
・・・
ついていない。
フローリングの上を歩くと足が地面に貼りつきそうな滑り止め。
ごきぶりホイホイの粘着剤のように、じぐざくに施されたのり面。
あれが、XTS139にはついていない。
慌ててネットでしらべると「すべり止め付き」と書いてあるのはXTS144のみ。
それ以外に数種類発売されているPRO-PAD のどれにもすべり止めはない。
参った。
てっきり、PRO-PAD にすべり止めは標準装備なのだと思い込んでいた。
XTS139とXTS144を比較する。
甲側。甲パッドは同じ位置に着いている。
見た目では、相違点は見あたらない。
裏側。これは別もの。
XTS144はすべり止めがあるのみ。
XTS139には、フォアフットとリアフット2カ所にパッドがついている。
これは靴の隙間を埋めるためのものだが、着地の衝撃を吸収する働きもするだろう。
"衝撃を吸収する"というと、いいことのように思うかも知れない。
だが、衝撃すなわち反発力を吸収する方がよいのは、5時間以上のど素人ランナー。
"足ができていない"ランナーだからだ。
5時間以内で、よりタイムにこだわるランナーの場合は違う。
"足ができている"ランナーにとって、反発力は前に進む力。
それを吸収する機構は、必ずしも必要ではない。
XTS139には親指周りに母趾球パッドがあり「衝撃を吸収する」と説明されている。
これも、XTS144にはなかった。
早速、XTS139で10kmほど走る。
その日の気温は20度を超えていた。
結論をいうと、暑かった。
そして厚かった。
マラソンでは、熱対策のために靴下はある程度薄い方がよい。
全体的にXTS144の方が薄手。
マラソン・レース本番にはこちらが好適。
ただし、XTS144の生産は終了している様子。
アシックスに在庫はない。
市中在庫もほとんどない。
将来、アシックスがXTS144と同タイプの靴下を出すとは限らない。
とりあえず、市中在庫から1足を押さえた。
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