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2013年4月10日 (水)

伊王島から乗ってきた意外な人々

長崎港から19分
ブラックダイヤモンドは伊王島に寄港している
意外なことに伊王島からは観光客が大挙して乗船してきて、さっきまで閑散としていた船室は一気に満室となった。
いったい彼らはどこからやってきたのか・・
そして何処へ行こうとしているのか(軍艦島だろ^^;)

 

それは後に「カンブリア宮殿」を見ていて謎が解けた。
彼らは2011年にリニューアルオープンした「長崎温泉やすらぎ伊王島」の宿泊客なのだ。
そこは2名1室1泊2食付きで9,800円という破格のリゾートホテル。
カトープレジャーグループが手がけている。

 

そのホームページには「長崎市街地から19分」とある。
これは、今乗ってきた船での所要時間。
クルマでも30分。
2009年「軍艦島上陸(チャレンジ1)」に来た時は建設中だった伊王島大橋(876m)がかかり、長崎市とは陸続きになっているのだ。
依然としてクルマ社会である地方都市では、家族そろってクルマで気軽に来られる場所はポイントが高い。

格安料金でリゾートホテルに宿泊。
マリンリゾートに飽きたら、高速船に乗って「軍艦島」探検。
これは美味しい。
誰だって一枚噛みたくなる。

長崎港からの乗船客は伊王島では下船できない。
伊王島からの乗船客は(復路は)伊王島下船となる。

伊王島のリゾート客を乗せたブラックダイヤモンド。
今度こそ、一路軍艦島・・・

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かと思ったら、次の寄港地「高島」に着いた。

三菱の創業者、岩崎弥太郎の銅像が
「軍艦島はあっちだよ」
と言っているかのようだ。

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ここでは「軍艦島模型」で島の概要を予習する。
論理で武装してから上陸へ。
悪くない取組だ。
ここで上陸後の見学ルートが、島のごくごくごくごく(飲んでいるのではない)一部であることを痛感する。

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写真右端に映っているのが、ドルフィン桟橋。
中央の鉄塔は、現在は倒壊している。

この後、石炭資料館を見学して今度こそ軍艦島へ。

海は凪いでいる
風もさほど出ていない
気温が上がっており、日の光の下では数分もじっとしては居られない
長崎港を出て1時間29分
いよいよ、軍艦島が遠くに見えてきた

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果たして、ブラックダイヤモンドはドルフィン桟橋に接岸できるだろうか。
緊張が走る。

新幹線全駅停車して往く品川-博多の旅

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