国道206号線 懐かしの風車 長崎オランダ村へ
長崎市内から下道を60分。
懐かしの風景に着いた。
閉園後もずっと変わらなかったこの風景。
だが、中には入ることができなかった。
長崎オランダ村は1983年7月22日オープン。
全国にできた国の名前を冠したテーマパーク「○○村」のはしりとなった。
創業者は地元役場の職員だった神近義邦。
その後、神近義邦は佐世保市の針尾工業団地跡にハウステンボスをつくる。
1992年にハウステンボスが開業した後も、オランダ村は営業を続けていた。
2001年10月21日
長崎オランダ村閉園
2003年12月
西彼町が地域振興基金1億9400万円を充て跡地を買収。
2004年5月
長崎オランダ村復活音楽祭開催。
しかし、この"復活"に向けた活動は実を結ばなかった。
2005年
オランダ村敷地跡に「CAS ViLLAGE」がオープンしたが、7ヶ月で閉園。
長崎自動車道が長崎市内まで開通したこともあり、佐世保から長崎へ行く時は下道(国道206号線)を通る機会が減った。
国道沿いに見えるオランダ村の風車を見る人も少なくなった。
ところが、2012年5月23日、西海市が旧オランダ村を公園として公開したのである。
そこで3ヶ月後のこの日、下道を走ってきたのだ。
受付カウンターには西海市の職員。
そこで入場の署名をする。
入場料はかからない。
エントランスを抜けて屋外に出ると、そこには使われなくなったエスカレーター。
あぁそうか、こういうレイアウトだったんだな。
かつては、年に数回通った大好きな観光地。
今はさび付いた動かないエスカレーター。
その入口を、我が根城として暮らす蜘蛛が巣を張りふさいでいた。
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