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2013年4月30日 (火)

さださんへのはがき #9


さださんこんばんは

4月28日の北海道室蘭からの放送、楽しく拝見しました。
今これを読んでいる方の中には、この地名が読めないという方がいるかも知れません。
自分はこの地名を読めるようになった、
いや、この地名を知ったのは小学生の頃でした。
夏休みになると、毎年いろいろな土地に家族で避暑にでかけていたのです。
・・・というわけではありません。

当時、子ども達の間では集めている人がいないほどだった「仮面ライダーカード
ある日、20円を出して買った仮面ライダースナック
どきどきしながら開封したグレーの袋から出てきたカードに映っていたのは、目つきが悪い真っ赤な怪人でした。

「美味しそう」

思わず、声が出ました。
うっとしりました。
なぜならば、子どもの頃、エビが大好きだったのです。
しかし、盆地の町に住んでいるとエビが食卓に並ぶことはほとんどありません。
それに、エビはとても高価な食べ物でした。
さらに、カニとなると、ほとんど未知の世界。

その怪人の名前はカニバブラーと言いました。
口から白い泡を吹いて人を溶かすからカニバブラー。
カードを裏返すと、そこには怪人の説明があります。

●出身地
北海道むろらんおきのかいてい

説明は漢字にはふりがな。大抵の部分はひらがな表記です。
なにせ、相手は小学生。
恐らく、学習指導要領で小学生が学習しない漢字は使わないとカルビーが決めていたのでしょう。

"むろらん"という所が北海道にあるのか・・・
育った山口県あたりにはない地名体系。
カニバブラーが生まれたという見知らぬ町に思いを馳せました。

時は流れて数十年、むろらんを訪れる機会はなかったのですが、先日の放送で映してくださった美しい夜景。
あぁ、この町でカニバブラーが生まれたんだったなと懐かしく思い出し、キーボードに向かった次第です。

このカニバブラー
1999年6月に、バンダイが出しているガシャポンHG仮面ライダー8「怪人狼男編」で商品化されています。
塗り行程を省略したいわゆる"手抜きアイテム"ですが、ほぼ赤一色という体色のため、なかなかいい感じです。
特に霜降りの大きなはさみは美味しそうです。

また、はがきを書きます。

さだまさしの歴史

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