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2013年5月29日 (水)

心に残る美しい吊り橋

女子船員が叫ぶ
「手を上げないでください!」
って、誰もあげてないけど。

「今日は水位が低いからまだいいですけど、(満潮で)水位が高い日は身長175cmくらいでも危ないです」
いやぁ確かに危なかった。
身長2mくらいの人だとほんとに危ないですね。
と興奮気味に水を向けると、やっとわかってもらえましたかとお姉さん、得意満面。

上に高速道路が乗っかっているのは隅田川大橋 210m
誰もカメラを構えない。

子供の頃、若戸大橋、関門橋を見て育ったため、吊り橋に目がない。
夏休みの自由工作も、木工細工で吊り橋を作ったものだ。
あの日、橋脚を吊すケーブルのたわみを、どう表現しようか思案していたところへ母が現れた。
手にはライターを持っている。
なにすんねん!
と思ったが、あら不思議。
遠目から片面に火を当てると、直線だった木材がいい具合にたわみ、ケーブルそのものになった。
母は、いつも8月末の追い込みにはいると、こうして助けてくれた。
その見事な吊り橋は、しばらく教室に飾られていたが、心ないいじめっ子によって破壊されてしまった。
カタチ有るものはいつか壊れる。
その日、色即是空の境地を小学生の僕は学んだ。

そんな吊り橋ファンとしてのお目当ては清洲橋 186m
青い塗色もステキだ。

Kiyosu

左手より神田川が合流。
そこにかかっているのは柳橋。
水上バスから見る景色はずっとビル街なのだが、そこにはいかにもありそうな屋上広告がない。

Kandagawa

新大橋 170m
つづいて、首都高速専用の橋。この橋は橋一覧に載っていない。

両国橋 165m
この日、白鳳と稀勢の里の直接対決を待つ国技館。
その左側には江戸東京博物館。
だが、高速道路が邪魔をして見通せない。
日本橋からこの区間の高速道路は地下にしまい込んで欲しい。

つづく

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