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2013年5月 9日 (木)

慣れ親しんだ曲が、カラオケでは上手く歌えない理由

佐野元春ホームパーティには、入会時の定型質問がある。
初めてそのコミュニティに参加した人が、自己紹介をしやすいよう。
そして、元春ファンの仲間たちが1つのプラットフォームで情報を共有できるようにと店長が用意しているのだ。

その最後にこんな設問がある。

●あなたは佐野さんのライブを見に行きました。座席は武道館の最前列。
アトラクションでステージに引っ張り出されたあなたに佐野さんが一言。
「あなたの好きな曲をここで一曲歌ってください」
さて、あなたならどうする?

元春が率いるバンド演奏に合わせて、歌詞を間違えないように歌える曲。
聞かされるファンに極力迷惑とならぬよう、短めの曲がいい。
そんな思案をしていた頃が懐かしい。
そして、今目の前にある状況は、それに近い。

[SOME DAY]
いつもならば、最後のとっておき。
ここまで来たら、それを我慢できない。
二人で2本のマイクを握り合唱。
この曲だけは、独唱よりも合唱が似合う。
それもできるだけ大人数がいい。

[黄金色の天使]
カーナビから流れる曲に合わせる"クルマ1人カラオケ"では歌える曲だが、元春の声が消えると完全に旋律を失ってしまった。
カラオケでうまく歌うには、カラオケで歌わなければならない。
という新たな学説が生まれた。

[Wild Hearts]★

[Rain girl]

[Like a rolling stone]★
ここから、彼が脱・元春へシフト。

[Radio GAGA]
前回よりも、声が出てますね
と彼の講評を得た。

[タガタメ]★

[負けないで]
果たして4ヶ月のランニングにより、サビまでしっかり歌えるようになっているか。
結論からいうと、少しよくなっていた。
ただし、その間一度もカラオケに来ていないので技術的にはいま一つだ。

[群青]★

[Don't look back]
マラソン・セットリストに毎回入れている曲。
生涯を通じて好きな曲ベスト3に入る。
もしやカラオケにあるのでは?
ボストンで検索すると、なんと6曲も入っていた。
いつか1人カラオケデビューの日が来たら、ボストンはコンプリートしたい。

これは、数百回は聴いているという馴染みの曲。
それなのに、まったく旋律がとらえられない。
目を閉じて、いい加減に歌ったほうが少し増しになる。
正確な歌詞を視認することによって、耳で聴いていた楽曲のイメージが損なわれてしまうのだ。
カラオケは、歌詞を暗記した方がうまく歌える。
その理由が今日わかった。

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