美しい緑の新幹線200系をレアなアングルから撮る!
1階にはオリジナルカラーの200系が静態保存されている。
200系は東北新幹線の初代車両。
東海道新幹線の0系、100系車両を流用。
ライン色を青から緑に替え、雪対策を施した。
最高時速は当初210km/h。
後に240km/hに向上。
1982年6月
東北新幹線開業。
0系を流用した200系0番台が使われた。
1987年
100系を流用した200系2000番台が登場。
1999年
内外装を改装した車両が登場。
外装色は(上)白・緑ライン・(下)青のツートーンに塗られた。
2004年10月
200系が歴史に映像を残したのが「新潟県中越地震」
脱線した200系「とき」が幾度もメディアに取り上げられ、その後も資料写真として多用されている。
これが新幹線史上初、営業運転車両の脱線だった。
2007年3月
初期型200系オリジナルカラー(白に緑ライン 東海道の100系車両)が廃車となった。
2007年5月
初期型200系0番台(白に緑ライン 東海道の0系車両)最後の1編成が廃車となった。
2007年6月
K47が白地に緑ラインのオリジナルカラーにリ・リペイントされた。
2013年3月
ダイヤ改正時に最後まで200系運用が残っていた上越新幹線の運用を外れる。
これで、完全に200系は営業運転から姿を消した。
てっぱくでは200系の下に潜り、台座を下から見上げることができる。
上の写真は先端の三角に尖った部分。
両側のレールがあたる位置には、黒いゴム製らしき部品が見える。
置き石(雪)対策のバンパーと思われる。
JR東海が経営するリニア・鉄道館に200系はない。
恐らくJR西日本が経営する京都の鉄道博物館にも置かれないだろう。
緑の200系を見ることができる博物館は、てっぱくだけということになる。
それならば、なおさらのこと、もう少し広い敷地をとって、ゆったりとみせて欲しい。
こどもの頃、あこがれだった「あさかぜ」 ナハネフ22形式客車 もカゴの中の鳥。
せっかく目の前に先頭車両が一両まるごとあると言うのに、その優美さ、雄大さを感じられないのは残念だ。
後日「てっぱくランチBOX」の巾着から弁当を取り出して、ついこの間、行ってきたばかりの記憶をたどり、印象に残るものから順に並べていく。
「こういうの好きです」
本との出会いのない図書館で、共に過ごした仲間が言った言葉。うれしかった。
「子供の頃、これで通学していました」
といってD57を見つめる仲間の遠い目。
それを遠い目で見ていた。
紐解きはここで終わった。
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