東京ドームで負けない菅野智之
ゴールデンウィークはドーム球場が優先的にアサインされる。
屋根がついていれば、雨天でも試合が行われる。
行楽に行けず、テレビ中継が大きな楽しみという野球ファンのためだ。
(考えには個人差があります)
客は入るし、弁当やビール、キャラクターグッズが売れる。
GWはかき入れ時なので、どの球団も主催試合をやりたいはず。
屋根のない球場のチームは、黙っていないはずだ。
恐らく、この借りは他のかきいれ時で調整して返しているのだろう。
【 6 】5月4日
早くも広島とは3度目の対戦。
"初"安打 "初"打点 3回 投手:中崎
無死満塁。
先制の好機。
ここで先取点をとれば、菅野が投げているだけに勝ちが見えてくる。
ところが、7・8番を打つ村田修一、脇谷亮太が連続三振。
二死満塁で打席に投手とくれば、誰しも好機は潰えたと思う。
ところが、菅野が一・二塁間をゴロで破る適時打。
長野久義が満塁本塁打でつづき、この回6点につながった。
6回2/3 失点2 被安打5 奪三振7 四死球5
これで4勝1敗。
阿部慎之助がいう。
「今、巨人で一番いい投手。ぴたりと構えたところに来る」
【 7 】5月11日
DeNA戦"初"登板
これでセリーグ未対戦は阪神だけとなった。
"初"フランチャイズ以外(地方)球場登板
新潟ハードオフ球場"初"登板
"初"めて加藤とバッテリーを組む
"初"二桁被安打 11被安打
「人生で一番打たれた」とコメントした。
"初"めて降板直後の逆転で勝ち投手
【 8 】5月18日
交流戦"初"登板
西武戦"初"登板
8度めの登板にして"初"めて9回を投げきった。
1-1のスコアで9回で降板。
10回に西武のエラーでサヨナラ勝ち。
アイシング中のため、オレンジのタオルガウンを羽織ってお立ち台に立った菅野智之は「東京ドームではまだ負けていません」と誇らしげに語った。
ここまで菅野智之の個人成績は5勝1敗
8度登板した試合のチーム戦績は6勝1敗1分
試合を作り、攻撃のリズムを作る。
それが勝利につながる。
「0点に抑えているのに、不思議と味方の援護がない」
という投手がいる。
メディアはそれを悲運という。
しかし、それは運なのではなく、それも自らの力なのだ。
菅野智之がマウンドで見せる技量すべてが、それを訴えている。
不定期で掲載
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