鹿児島と言えば、うなぎ、サツマイモ、黒豚 なのに・・・
ローソンの郷土のうまい!弁当シリーズ第4弾。
「鹿児島産牛肉のうんまか弁当」
つづいては、鶏つくね黒煎り七味仕立て
うまい!
エコーを効かせて読んで欲しい。
2個め
くどい!
味の濃さに比例して、ごはんがススム。
気がつくと、おかずが乗っていないご飯の陣地は姿を消している。
ご飯を解放しなければ・・
主役である牛肉を控えて、ご飯比率をアゲノミクス。
左上で穴熊のように陣地を固めていたのは、
ごぼうと人参のきんぴら
食感、味付けともにすんなりと舌になじむ。
和食弁当はこうこなくちゃ。
ところで、この左下陣地に待機している漬物は?
お品書きに載っていない。
刻み柴漬け?
名もなき詩はMr.childrenの名曲だが、名もなき漬物にシンパシーが募る。
行数を惜しまず、君にも1ラインをあげたかった。
そして最後に!
この弁当のタイトルにもなっている「鹿児島産牛肉のうんまか煮」
これもまた、うまい!
とエコーを効かせたいところだ。
ところが、もう一人の評論家が頭をもたげる。
もしも、時折辛口、理屈抜きの美味しさには笑顔をはじけさせる深夜番組の評論家、カワゴエシェフならば・・・
確かに美味しいです。
どの食材もいい仕事です。
ただし・・・
肉・肉と続けなくてもいいんじゃないかと
たとえば、味の濃いつくねは1個にしてそこで落とした原価で「500円」
ワンコインにしてもらった方が、僕だったら嬉しい。
なにせ、コンビニ弁当ですから。
サラリーマンの昼食代平均が580円ですか。
でも、倹約してコンビニ弁当を社内で食べようという人にとってみれば、500円がいいところじゃないですか?
一頻り、妄想を終えたところで
最後は接着に使っていたごぼうをはぎ取って、ごちそうさま。
月に1度登場する限定弁当。
来月もまた買いたい。
その日の夜、駅からの道を歩きながらふと考えていた。
あの、弁当
いったいどこが鹿児島だったんだろう?
鹿児島で牛肉というのはまず聞かない。
鹿児島と言えばウナギだ。
2001年に、養殖ウナギの生産量が 愛知県を抜いて日本一になった。
そして、サツマイモ。
サツマイモはメキシコから鹿児島に伝来、そして日本全土に伝わった。
そのサツマイモで育てる黒豚が有名で、全国のとんかつ屋さんに出荷している。
黒豚と言えば鹿児島だ。
ウナギ、サツマイモ、黒豚という鹿児島の名物に背を向けた取り組み。
ご当地弁当にしては、物語に欠けるんじゃないかって、思っちゃうんですよ。
辛口の採点者ならば、こう評するのではないだろうか。
ちなみに「郷土のうまい」シリーズは第1弾「桜島どりのごっそ弁当」に次いで、2度めの鹿児島登場。
47も都道府県があるというのに、なぜにかごんま?
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