美空ひばりを超える戦後を代表する歌姫
「歌ったら?」
その言葉を待っているが、どうやら望みがない。
じゃ1曲歌わせてもらうねと"あの曲"を送信。
高い声が出ない・・
こんなに高いキーだったのか。
加齢により、高い声は出なくなっているのだ。
シングル「ハートのイアリング」が発売されたのは1984年11月。
この曲はニューヨークから戻った佐野元春(リリックネーム:Holland Rose)が作詞。
作曲は松本隆。
2011年、松本隆は佐野の番組「ソングライターズ」に出演。
松田聖子をこう論評している。
「美空ひばりを超える戦後を代表する歌姫」
この言葉は心に突き刺さった。
そうなのか、松田聖子。
それほどの存在だったのか・・・
でも、まだ小さなトゲだ。
僕はまだ、この目で松田聖子を見ていない。
自分の目で見なければ、本当のことはわからない。
ここから、脳のアンテナが情報収集を始める。
小さなトゲの意味を知りたいから、こうして他人が行ってきたコンサートの2次会という、なんとも間の抜けた場に来ているのだ。
いやぁやっぱりいいねぇ、特に詩が
歌い終えたところで、この曲は佐野元春が作詞だからねと切り出すと、約1名が反応してくれた。
「あぁなんかHollandなんとかって書いてあったね」
皆、見て来たばかりの松田聖子にあてられて大変な興奮状態。
歌は二の次で、語り続けている。
"一人だけライブを見ていない自分"
という貴重な経験だ。
カラオケでは松田聖子曲のみが続いた終盤
幹事のサトウ君が
「moto君、サムデイば歌わんね」
と突然提案してくれた。
今日はさすがに「ろう人形の館」は無理だなと考えていたので、渡りに船。
お言葉に甘えてサムデイを歌う。
こんなに独唱したサムデイは、いつ以来だろう。
元春仲間とカラオケに行って、自らサムデイのマイクを握ることはない。
なぜならば、サムデイはみんなの歌だから。
何度か廊下に出ようと思ったけど、思いとどまった。
食事をしてライブの話で盛り上がれば、2時間はあっという間だ。
延長されますか?
という提案を辞して、ラストは松田聖子ファンにとってみんなの歌「夏の扉」
みんなでマイクを回してうたう。
松田聖子では2番めに好きな曲だ。
かつて、営業にきたデビュー間もないアイドル島田歌穂が、持ち歌が1曲 *1 しかないため、ステージでこの曲を歌っていたのを思い出していた。
いや、あれは「青い珊瑚礁」だったかな・・・
って、僕だけマイクが回ってこないし・・・
まぁいいか。
影が薄いのは今に始まったことじゃない。
「来年はmotoくんも行こう」
そう言われて、いやですとは言えず
つい「いいねぇ」と言ってしまった。
*1 デビューシングル「マンガチックロマンス」当時島田歌穂は聖子ちゃんカットだった。
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