橙魂2013 残念な図書室
橙魂2013も、残すところ8月18日の中日戦のみとなった。
橙魂2013とは、巨人がオレンジ色のユニフォームを着て戦う興業の総称。
昨年の橙魂2012につづいて、今年は2期目になる。
9試合で監督、コーチ、選手がオレンジユニホームを着用し、そのうち4試合は来場者全員にオレンジ・ユニフォーム・レプリカを配布する。
橙魂2012では、ユニフォームを配布した4試合は全勝だった。
橙魂2013 ユニフォーム配布試合
4月12日 ヤクルト
4月23日 DeNA 神戸開催
5月14日 ロッテ
7月5日 DeNA
ユニフォーム配布試合はチケット購入希望者が多い。
G-poのプレオーダーはなかなか当たらないし、チケットサイトのプレオーダーも、受付開始と同時に回線がパンク状態になる。
その日はいつもより早く東京ドームに着いた。
そこで、以前から目をつけていた21ゲートの野球殿堂博物館の門をくぐる。
入場料500円
ウェブサイトにはクーポンがあり、印刷して持って行くだけで、100円引いてくれる。
インク代、電気代、紙代を差し引いても十分、元が取れる。
スマホを持っていれば、このページを表示して提示してもよい。
予め、Googleカレンダーにスケジュールを登録して、場所欄にURLを貼っておいた。
階段を下りた所が展示エリア。
この日は、長嶋茂雄国民栄誉賞バットが展示されていた。
巨人ファンは長嶋茂雄と松井秀喜が好きだ。
自ら「裏切り者」と自嘲して出て行った松井秀喜でさえ、お帰りを歓迎している。
王さんのユニフォームとバット、記念ボールは飾ってあったが、お目当てのファーストミットがない。
今のところ、それは墨田体育館でしか目にしたことがない。
お目当ては図書室。
ウェブサイトには、野球その他のスポーツに関する書籍、雑誌等を約5万冊収蔵とあった。
事前に電話で閲覧席を予約することもできる。
とも書いてある。
予約してまで行く人がいるのかと思ったが、現場に入って謎が解けた。
ひーふーみーとかぞえてみると、椅子が14席しかない。
驚くほど手狭なのである。
そして案の定、図書は開架されていない。
コンピューター端末で検索して閲覧を申し込むという、埼玉のてっぱく(鉄道博物館)と同じ方式だ。
それほど時間もないので、わずかに開架されている雑誌を手に取る。
「坂本があそこで打ったからさぁ」
時々、どやどやと話しながら人が入ってくるが、顔も上げず静かに本に目を落としている人たちを見て
「あ、ここ図書室やん」と帰って行く。
どんなにマナーが悪い人々でも、図書室という言葉の前でひれ伏すのは、幼少の記憶が強烈なのだろう。
試合は飛ぶボールだとわかった途端に、バットの振りが鋭くなった選手たちがいくつもの本塁打を放り込み、ビールがよく売れた。
入口でもらったはずだが、ビジターのファンがそれを着ていないのはいつもの風景である。
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