とくしまマラソンの謎
とくしまマラソンは主要駅であるJR徳島駅から、スタート会場へのシャトルバスがない。
これはとても珍しいことだ。
なにかに配慮しているのか、理由はわからない。
駅前にタクシーはたくさん並んでいる。
タクシーに乗ってもさほど料金は高くはないと思うが、せっかく電車があるのだから、ここは節約して電車へ。
PASMOを持ってきているが、四国では使えない。
最寄駅の「阿波富田」まではいくらかな?
券売機の上にある路線図を見上げる。
上段310円 下段160円
大人が310円で子供が160円ということか。
一駅で310円とはけっこう高いな。
かなり距離があるのか?
しかし、その次の駅までの値段を見ると、どう見ても310円はあり得ない。
念のために改札の事務所にいた駅員さんに尋ねる。
「はっ?160円ですけど?」
何を聞いているの。そこに書いてあるでしょと言わんばかり。
危うく310円の切符を買うところだった。
ホームにランナーらしき人はまばら。
7:18 徳島発
徳島県はJRが電化されていない県。
JRが走っている県では、ここだけだ。
クロスシートに腰掛けて、進行方向右側の車窓を眺めている。
朝早いのに、たくさんの人が歩いているな・・・
すると、それはとくしまマラソンの荷物袋を肩から提げたランナーの隊列。
歩いているのか…
160円出して電車に乗ればすぐだというのに。
もしかすると彼らは、ウォーミングアップのウォーキングと位置づけているのだろうか。
それならば、それは思い違いだ。
レース前は、一歩でも減らしてグリコーゲンを温存する。
阿波富田からはランナーの列に着いていけばよい。
事前におよその見当をつけて、地図を印刷してきたので迷うことはない。
とくしまマラソンの運営で不思議なのは、スタート会場をぼかしていることだ。
主催者から届く資料に書いてあるのは、
・マイカー利用者のシャトルバスについて
・ゴール後、徳島駅へのシャトルバスについて
公共交通機関でスタート会場へ行くランナーへの案内がないのである。
着換えテント、トイレはこのあたりに設営します。
ということだけは書いてあるが、スタートラインはココですという情報もない。
1度、参加したランナーにとっては、なくてもいい情報だが、初参加のランナーは戸惑う。
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