ワニのおじさんに敬意を表す
徳島阿波おどり空港に降り立つ。
予報はくもりだったが、陽が射している。
現地の土を踏んだところで、さっそく現在地の天候をスマホ・チェック。
なんと明日九時は「晴れ」になっている^_^ ^_^
思わず、絵文字を2個タップした。
Yahoo天気予報は「くもり」
走るのは、終日土手の上。
陽を遮るものはないから、くもりの方がいいかな^_^
ターミナルを出ると、ぴーひゃらと笛や太鼓の音。
私たちは、これで押しているのだという気合いに共感する。
あらゆる商店には、商売熱心が欲しいと客が思うように、あらゆる観光地では理屈抜きの熱心さが欲しい。
空港とJR徳島駅の間に鉄道はない。
唯一の公共交通機関はリムジン・バス。
飛行機が到着後、旅客が預けた荷物を取り終えてから出発する。
従って、バスの運行時刻は、その月のフライトテーブルと連動して変動する。
乗り込んでから10分が過ぎている。
定刻を過ぎても手荷物を預けた客を待ち、満車となったところで発車。
直通かと思っていたが、途中の停留所の案内がはいる路線バス。
だが、誰一人降りないし、誰一人乗ってこない。
徳島駅には季節の花が植えられている。
賑わいの度合いは長野駅と同じ程度か。
いつもならばここで、旅の荷物をコインロッカーに入れるところ。
だが今日の宿は、徳島駅から目と鼻の先にある。
ダメもとで、荷物を預かってくれませんか?と尋ねると快くOK!
まずホテルに赴き、荷物を預ける。
フロントの皆さんは、とても感じがよい。
とくしまマラソンに来るランナーに、このアグネスホテルがお薦めだ。
遡ること4ヶ月前、
とくしま旅づくりネットでレンタバイクを予約しておいた。
まる1日借りて1,000円。
しかも電動バイクなので、ガソリン代はかからない。
1,000円ぽっきりなのである。
こんな夢のような話があるのかと、見つけてすぐ予約したところ、電話の相手は「そんな先の予約をするの?」と言わんばかりに怪訝そうだった。
とくしま旅づくりネットは、徳島駅前そごうが入っている「アミコ」の地下一階。
ワニのジャンパーを着たおじさんに先導されて、地上へ出る。
そのワニは何ですか?
「かわに~ズです。吉野川に・・の洒落です」
かなり苦しい・・しかも、着ぐるみ化するのが難しそうだ。
自分が徳島市の職員ならば、それには入りたくない。
「遠くまで行きますか?充電が切れたら、バッテリー換えますから」
「急に走り出すから、はじめは気をつけてくださいね」
はい!
とことん親切なワニのおじさんに敬礼せんばかりに敬意を持って訓示を聞く。
自動二輪免許は持っているので、特に事前確認しなかったが、原付免許で乗ることができる。
それにしても、排気量という概念がない電動バイクは、いったいどうやって免許区分を決めるのだろうか?
不思議に思ったが、危ないので運転に集中することにした。
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