« 人は誰も感情が乗り移る曲を持っている | トップページ | いつか、くまもとサプライズを踊る日に »

2013年8月 9日 (金)

忘れていた口笛のふきかたを脳が思い出す

さよならの向こう側

なぜかここで彼は山口百恵だ。
九電記念体育館で警備員だった僕のヨコをウェディングドレスの彼女が通り抜けていった。
ラスト・アンコールはこの曲だった。

秋桜

今度はスズキさんが同歌手別曲で対抗する。
山口百恵クレジットだが、歌声はさだまさし版。

寒い国から来た手紙

今日歌おうと思って書き出して置いた"古い曲"のしんがり。
ライブダムならではの本人映像。
泉谷がつまびくフォークギター。
ピックアップが拾う音は荒々しい。
「春夏秋冬なら知ってますけど」
以外にも2人はこの曲を知らなかった。

悲しくてやりきれない

花の首飾り

ささやかなこの人生

外回りの営業だった頃。
懐古主義の仲間がこの曲を気に入ってくれて、いつも2人マイクで歌っていた。
知らない人が聞いても、その優しい曲調と切ない歌詞に包まれる。
伊勢正三が「風」として活動していた頃のシングル。

驚いたのは、エンディングの口笛が出るようになっていたことだ。
嬉しい。
You Tubeで口笛の拭き方を見て練習した成果か。

1年前、陽水の「口笛」に合わせて吹こうとしたら出なくて焦った。
鳥や動物でも飼っていない限り、社会生活において口笛が必要な機会は少ない。
いつの間にか、脳がふきかたを忘れている。
あなたも今、試しに吹いてみて欲しい。

しかし、帰宅して陽水の「口笛」に合わせ吹いてみたらダメだ。
そのとき一瞬、脳が思い出していたのか。

Yes my love

縁切寺

娘が嫁ぐ朝

「変調するんですね」
彼がいうように、珍しい曲だ。
この主人公の立場を想像する。
命のはかなさを想う。
もしもこれが、外国の曲だったら、とてもハッピーなラブソングだと想うことだろう。

ひとり咲き

終章を知らなかった彼がぶつけてきた「風舞」収録のチャゲアス。
はもり処を探したが、みつからなかった。

「風舞」のLPを貸してくれたのは下宿となり部屋のタカギ君。
今は郷里に下関に帰っただろうか。
彼とならば思う存分「風舞」をはもることができるはずだ。

つづく

| |

« 人は誰も感情が乗り移る曲を持っている | トップページ | いつか、くまもとサプライズを踊る日に »

音楽」カテゴリの記事