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2013年9月15日 (日)

東京五輪2020が変えた、子ども達とその親、7年の光景

こどものいる光景
こどもを取り巻く光景

そこで明らかに状況は変わっている。

町を歩いている時それは何も感じない。
通勤電車に乗っていても、駅を見渡しても感じない。
都営線の駅に「応援ありがとう」のポスターが1枚増えただけだ。
職場で働いていても、誰もそれを口にしない。

そこには子供がいないからだ。

子供のいる風景は違う。
お子さん、サッカーしてましたよね?
オリンピック出られますね。

そんな話題を振ることができる。
これまでならば、天気がいいですね?とか暑くてたまらないですね?
最近呑みに行ってますか?
そんなことしか思い浮かばなくて、そんなことならば話しかけるのはやめておこうと思っていた。

そうですね。
うちの子はちょうど2020年には20歳なんですけど
でも所属しているクラブでもレギュラーが取れていないし
それでも、7年後の自分はどんなだろう?と言っています。
スポーツ関連の学校に進んで、何らかの形で関わりたいと言い始めましたね。

近所の子供に老夫婦が声をかける。

ケイコちゃん、オリンピック出たらいいね。

まだ、5歳の子供だ。
7年後には12歳。
そんな年齢で出られる競技はない・・
なんて言うのは無粋。

えぇ、開会式には

その子のお母さん、笑顔で答えている。
皆が笑顔になった。

そこにいるのは、子ども達。

子ども達がいるところで、明らかに状況は変わった。
それは子ども達が変わろうとしているからだ。
子供がしらけているのに、親だけが盛り上がっていたらアホに見える。

これから7年で、人生のなかでとても難しい小学校、中学校、高校という時期にさしかかる子供はなんて幸せなんだろう。

自分が夢を持つことができる。
周りが夢を持っているので、自分ものっていける。

周りが夢をもっているので、派閥やいじめや誹謗中傷、そこへ向かうエネルギーが軽減する。
自分は五輪に夢を感じなくても、自分の夢へ進む道を邪魔する勢力が減る。
人生に不要な修行を積まなくて済む。

今から遡ること7年、10年前
熟慮のうえ、子供を産んだご夫婦の皆さん
多くの苦労があったと思う。
そして、それは正解だった。

2020年東京五輪

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