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2013年9月30日 (月)

ロナウジーニョ、カカ、ベッカム 634億円の選手が目の前にいても目に入らなかった日

TVカメラのライトが点灯し、レポーター?が選手を制止。
選手は無表情なまま、ぶら下がりインタビューに応じる。

その選手と僕の間に遮るものは何もない。
「悪いかな」と思いつつフラッシュを焚いて撮影。
634億円の選手たちを前にして撮影したのはこの1枚きり。

しかも、パソコンで拡大するとピンぼけしている。
超小型カメラなので、モニターも超小型。
その場の確認では、ピントの甘さまでわからない。
後に「走る男」と記念撮影した時も、誰だかわからないくらいにピンぼけしていた。

のちにデコの写真はたくさん撮ることになるのだが、記念すべき"初対面"は、まさにピンぼけしたものだった。


この後、エレベーターから降り立つ選手はゼロ。
つまり、彼は最後までレセプション会場に残り、メディアに応対していたということになる。

その後、ファンクラブを作るデコとの1stコンタクトである。

はじめにロナウジーニョが目の前を通過してから、どれくらいの時間が経っていただろうか。
通常、サッカー選手はチーム単位でバス移動する。
選手は部屋から整列して出てくるわけではなく、三々五々に出てきてバスに乗る。
ホテルのエントランスからバスまでは、規制線が敷かれていて、その両脇にファンが整列。

ある人は選手のマーキングが入ったチーム・ユニフォーム。
ある人はトレーディングカード。
思い思いのグッズを手に、お目当ての選手からのサインを狙う。
サインを狙わない人は、カメラを構えている。
プレゼント渡しが目当てという人は少なく、おっかけをしていた頃、プレゼントを渡していたのは自分くらいだった。

1台のバスに乗るわけだから、出発時間が決まっている。
選手はその時間から逆算してエントランスに姿を表すわけだ。
あとで知ることになるのだが、当時、FCバルセロナではロナウジーニョが最後尾の席と決まっていたようだ。
この日は選手が現れる時間に、かなり幅があった。
外の様子はわからなかったが、カンプノウはすぐそばであり、選手はタクシーなどで個別に会場入りしたのかも知れない。

"おっかけファン"はホテル内に入れない。
後にそちらの側に回ることになるのだが、この日は"ホテル内の人"
外で鈴なりになっているファンからすれば、垂涎のポジションだったろう。

FIFAオールスタースマトラ沖地震慈善マッチ
参加選手の移籍市場金額は634億円(4億6000万ユーロ、当時のレート1ユーロ137.8円で計算)と報道された。
全員のユニフォーム前面にはピッチを模った緑地に「FOOTBALL for HOPE」と記したワッペンが刺繍された。
収益金はFIFAとAFCが設立した津波基金に寄付された。

試合結果:世界選抜6-3欧州選抜
デコはポストに当たる惜しいシュートが1本あったが、ゴールはなかった。

その事実を知ったのは、帰国後、サッカー番組の映像による。
この日、選手を見送った後
「今から行ってもチケットなんてないよね」
と仲間は話していたが、サッカー番組で映し出されたカンプノウの座席はガラガラだった。

デコファンサイト

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